目次
はじめに
今回は以前に行った改造のダメまわりの改善作業を行いました。
ハンドル取付け位置変更
キャブレターをオーバーホールしたのち試走したのですが、走行時の風圧によりビキニカウルの後端部とクラッチマスターシリンダーのリザーバータンクが少し接触していました。
保護シール等による処置では、根本的解決にならないので、ハンドルポストの取付け位置を後方に変更しました。
ポッシュフェイスのハンドルポスト(スーパーバイクポジションブラケット)には、取付穴が3つありますので、とても変更しやすい良い商品です。
ハンドルを交換した時からハンドルポストを前側にしていたのですが、今回は真ん中の穴にして、後方へオフバックしました。
ハンドルポストの後端部が数mmはみ出しますので、少し見た目が気に入りませんが、大目に見ましょう。
ビキニカウルとのクリアランスも確保出来ました。
ステップをGS1200SSの純正品に変更した際、ハンドル取付け位置が少し遠く感じるようになっていましたので、オフセットさせた事でシックリくるポジションとなりました。
ビキニカウル取付位置変更
続けてヘッドライトを下向きに押さえつけていたビキニカウルの取付け位置も変更しました。
以前にイナズマ1200純正の小糸製作所製ヘッドライトから、SV1000S純正のスタンレー製ヘッドライト(ケースはバンディット1200)に交換し光軸をおおよそ調整しましたが、その後ビキニカウル取り付ける際に数mmほどヘッドライトと干渉していました。そのまま半ば強引に取付けたため、ヘッドライトの光軸が下へ向いてしまいました。そのままにしていましたので、修正することにしました。
試走時に道路のアンダーパスを通過した際に、光軸が随分と手前になり過ぎていて10メートル位先を照射していました。
暫く夜間は走らないのですし、ビキニカウルを外せば正常な状態になりますので、後回ししてきましたが、これは駄目だなと光軸調整することにしました。
まずはFRP製ビキニカウル両サイドの取付け穴を、丸ヤスリにて削り少し長穴に加工しました。数mm長穴にした事で、カウル上半分は数mm前に出てヘッドライトと干渉しなくなりました。
まだ干渉していたビキニカウル下部については、単純に長穴にするクリアランスがありませんでしたので、固定用ステーを延長することにしました。
ここでステーを1から作るのはとても面倒なので、ナット一つ溶接にて継ぎ足しました。
ちょっと見た目は悪いのですが、ビキニカウルに隠れて見えませんからね。細かい事は気にしません。
形は不細工ですが、強度は十分でちょうど良い長さに仕上がりました。
このビミョーな曲がり具合と長さを1から作り直して再現させるには、とても手間が掛かりますからね。ナットを継ぎ足し延長しました。
取付けてみると?
これでビキニカウルわ取付けても、ヘッドライトとの干渉はなくなりました。適正な光軸となりました。
他にホーンやブレーキホースとのクリアランスも十分あります。
ブレーキホースのクランプをこのステーに結束バンドにて固定させ、ステムと擦れないようにしておきました。
最後に
色々なカスタムを行ってきましたが、もうそろそろ完成かな?
そして多くのメンテナンスを行ってきましたが、やることは一通りやったかな?
そこで一旦メンテナンスは終了して、走行を楽しむときがきたかな?とも思います。
予備品集めは今後も継続的に行っていきますが、それもほぼ完了してきたかな?とも思います。
あ、そうだ。メンテナンスの項目として、クラッチ板の交換と、エンジンヘッドカバーのガスケット交換が残っていましたね。