目次
はじめに
フロントフォーク改造やインナーチューブの交換後、走行距離が1万キロ超えてましたので、ここでフォークオイルを交換することにしました。
インナーチューブを交換した際に内部部品のスライドメタルやオイルシールも新品にしましたので、今回は最も軽めなメンテナンスメニューとしてフォークオイル交換のみとしました。
オイル交換はメンテナンスの基本中の基本ですからね。
オイルの汚れ具合だけ見て様子を見てみようと思います。
これまで改造振り返り
現在のフロントフォークの仕様ですが、ダンパーはバンディット1200のダンパーロッドになります。流用しています。
この改造してから早2年超経過しましたか~
インナーチューブもバンディット1200用になりますが、流用した際に点錆びがあったため、その後ヤフーショッピングにて販売される安価で怪しいショップ(その当時評価が1~2点台)から購入し、試しに取付てみました😀
フロントフォークには色々と手を加えてきましたが、要約するとバンディット1200のフロントフォークにイナズマ1200のアウターチューブを取り付けた形となりました。
それから約2年経過しましたか~
時が経つのは早いものですね~
加えてスラストベアリングを追加し、さらに乗り心地をアップさせています!
最終的に前後サスペンションが、オーリンズなどと比べると格段に安価な仕様となりましたが、それでも乗り心地はノーマルより格段にアップしていると思います。
が、耐久性など少し不安なところもありますので、ここでオイル交換にて内部の様子を見てみます。
本作業
フロントフォーク改造後から2年超にて、1万キロ程度と走行距離がそれほど伸びませんでした。
今年春には九州ツーリングにてそこそこ距離を走りました。経年的に考えても良いタイミングなので交換してみました。
他の趣味活動も忙しいですからね。仕方ない。
フォークオイルはそれほど高額ではありませんので、様子見程度なら1年前に交換すれば良かったのですが、他の趣味活動が忙しくて交換する気になりませんでした。
交換するフォークオイルの銘柄と番手は、バンディット1200の純正オイルであるスズキ エクスター G10 としました。
フォークオイルは安心なメーカー品で間違いなし!
過去に何度も交換してきたヤマハでも良かったのですが、単純にスズキのオイルが安価だったからです。
それだけです。
バイクは移動させるのも面倒なので、バイク置場で前側のカバーを捲り上げただけの状態なて作業しました。
道具などを用意したらまずスタビライザーから外し
ブレーキキャリパーなど一通りボルトを緩めたら、バイクのハンドルを小屋のフレームから吊り上げました。
フロントフォークが伸び切ったところで、おや?
インナーチューブの金色に少しグラデーションがついてるぞ?
見間違いではなくて、金色メッキが薄くなってきてますね。
しかし、この程度のことなら乗車には支障ありません。
フロントのアクスルシャフトですが、締め付けがキツくて少し手間取りました。
それは春先にタイヤ交換したショップがかなり強く締めこんでいたからです。
一瞬インパクトレンチを使おうか?と思いました。それくらいにカチコチに締め込んでありました。
外したホイールですが、折角なのでベアリングも点検し、グリスアップしておきました。
綺麗な状態ではありましたので、グリスを馴染ませる程度に少しだけ詰めておきました。
ベアリングのシールを外すとき、細いマイナスドライバーでも良いんですが、先端が丸いシールリムーバーはとても使いやすいですね。
フロントフォークを引き抜く際に、一旦途中で仮止めしてフォークキャップを緩めておくと、外したあとにキャップを手で緩めることが来ます。
フォークキャップを外したあと、スパナを掛けられるまでイニシャルを締め込んでおきます。
ナットを緩めてキャップを外したあとは、オイルまみれスプリングなどを取り出します。養生しておかないと床面はオイルまみれになってしまいます。
2年くらい前に追加したスラストベアリングも、錆びていないか?気になっていましたので、この機会に点検しました。
錆びがゼロではなく、多少見られました。
スラストベアリングを1つだけ配置させる場合には、オイルに浸かった状態でより錆び難いスプリングの下側にしたほうが良いのかもしれません。
フォークオイルはスズキ純正フォークオイルのG-10を使用しました。
片側450ml程度入れ、液面はスプリング無しの状態で109mmにセットしておきました。
抜き取ったフォークオイルは、写真に撮りやすいよう透明なシリンダーに入れてみました。
目でギリギリ見える程度の銀色の粉っぽい金属(アウターチューブのアルミ材だと思われます)が、ドロドロと下部に溜まっていました。
綺麗な赤色が黒っぽくなっていました。
走行距離及び2年経過したところで交換しておいて良かったかな、と思います。
ここから組立て、片付けまで行い作業終了となりました。
作業時間:3時間半
最後に
春にしたかったメンテナンスも完了しました。
これでしばらく心置きなく走れそうです。
次は作業保留しているヘルメットホルダーの取付位置変更を行う予定になります。