目次
はじめに
一年ほどかかりましたが、転倒時に車体への大きなダメージを軽減させるよう、前後左右4箇所にプロテクターを取付けました。
ようやく完成したところですが、今回の右後側を手直しすることにしました。
経緯
その際、後部のタンデムステップにサイレンサーステーの付いたSV650Sのパーツを流用して取付けましたが、そのSV650Sのパーツは、国内販売台数の少ない車種で、なかなか中古市場に出回らないことから、仕方なく形状がビミョーに異なる年式違いにて妥協することにしました。
車体に取付ける穴付近の曲がり具合が、異なります。
大した差ではありませんでしたが、どうしても気に入らないので、SV650Sと共通パーツであるSV1000Sのタンデムステップを購入し、左右同じ形状のパーツへ変更することにしました。
ところが購入してみて分かった事なのですが、並べてみると右側のオフセット量は、左側と比べると少ないんですね💦💦
並べてみてはじめて気が付きました。
でも、左右の見た目が同じとなるため、後悔はありません。
が、何ともビミョーな感じではあります。
レストア(再塗装)
今回の中古品も、当然ながら塗装が浮いて剥がれたりしていましたので、再塗装することにしました。
塗装が浮いて剝れてきている箇所のうち隅っこなどは、ステンレスワイヤーブラシにて削り落しました。
細かな箇所や狭い箇所には、ケガキ針の先端部にワイヤーブラシを取付け磨きました。
平面には新しい塗料が食い付き易いよう、紙ヤスリにて表面を均しました。
電動ドリルはコード付きとコードレスタイプの両方を使っていますが、コードレス=充電式となるため、滅多に使わないのであればバッテリーの消耗・交換を気にしなくてよい、コード付きもアリだと思います。
ただしコードレスは、圧倒的に取り回しは良いと思います。
染めQのプライマー ミッチャクロンにて2度の下塗りしました。
そして今回もスバル ライトシルバーMの缶スプレーを用いて、3回塗装しました。
仕上げ塗装にクリアを吹付け乾燥させたら、ようやく塗装出来ました。
言葉にすると簡単ですが、塗装は時間が掛かりますね。
ついでにM8サイズのフランジ付キャップボルト(長さ45mm)を2本に交換することにしました。
ボルト穴間寸法が合わなかったので、取付け穴を長穴にしたので、通常のキャップだと穴隙間が少し見えてしまうため、見栄え良くすることに加え、転倒時の強度面をアップさせておこうと思います。
転倒時にタンデムステップに取付けたプロテクターを伝って、曲げモーメントはこの取付けボルト部に集中します。そんな時、キャップボルトの頭が取付け穴に食い込んでしまうんだろうな〜と、容易に想像がつきます。
そこでフランジ付に変更することにしました。
クッションゴムを新品を取付けました。
このクッションゴムは中古で硬くなっていると、私は結束バンドを3本使って押込みますが、新品だとシリコングリスを薄く塗ったあと、手でも取り付けられますね。
2つのタンデムステップを並べて確認してみました。
右側がSV1000S、左側がSV650S
年式違いにて形状がビミョーに異なりますね。
ただステップの位置やステーの位置は、ほぼ同じでした。
実際に取付けてみると、なにも変わりませんでした。
サイレンサーバンドの取付け位置を少しズラしたくらいです。
ついでにフランジ付キャップボルトへ変更しました。
完成〜
最後に
ようやくタンデムステップの変更が完了しました。
本来の目的であるエンジンプロテクターやサイレンサープロテクターとして取付けましたが、最後は左右対称のデザインになるよう、少し拘り過ぎた部品交換となりました。
スタイル的にも違和感ない仕上がりとなりましたし、実際にタンデムステップに足を載せてみましたが、強度面も姿勢も問題無さそうです。
長く時間と無駄な出費を繰り返し、ようやく取付けましたが、良いカスタムになったと思います。