登山疲れに加えてとても暑い日でしたので、バイクの小さな部品の塗装作業をしました。
スイングアーム後端のチェーンアジャスタガイドプレートは塗装がされています。長年の使用や整備時の擦れにより、やや剥がれてきました。
遠目からだと分からないレベルですが、これまで整備する度に気になっていたパーツになります。
いつか塗装しようと思いつつも、わざわざパーツを分解してまで行なうような劣化具合ではありませんので、先延ばししてきました。
数ヶ月前にスイングアームのヒビ割れを発見し、交換するため中古のスイングアームを購入しました。そこにチェーンアジャスタガイドプレートも付いていたことから、都合の良く予備品となっていました。それを塗装して交換することにしました。
家でゴロゴロしていても時間が勿体ないので、室内で作業出来る下地から始めました。
塗装前はこんな状態
アルミ材から白い粉が吹き出ていませんので、軽くスポンジバフにて目粗ししただけの下処理としました。
その後、中性洗剤とデントヘルス超音波洗浄を使い、汚れを浮かせクリーニングした後、しっかり乾燥させました。
私のイナズマ1200のカラーリングは、フラッシュシルバー(Y2D)なのですが、残念ながら塗装補修用の缶スプレーは、数年?前に販売中止となりました。
まだ何本かフラッシュシルバーの補修用缶スプレーを所有していますが、このパーツで使うのは勿体ない!
少しくらい色が異なっていても、見た目は変わらない部品なので、良く似た色のスバル ライトシルバーMを用いて塗装することにしました。
ホルツの缶スプレーとしました。
この缶スプレーを使い、裏表ともに吹付乾燥を2回行いました。
う〜ん自家塗装とは言え、いい感じになりました。表面を軽く均し、仕上げ塗装をし完成としました。
予備品を塗装して整備しておくと、いつでも交換出来ます。予備品バンザ~イです。
塗装したばかりの予備品と比べると、今まで使用した純正品の塗装は、くすんでました。
磨いておいた予備品のボルトへ交換しました。
左側も同様に交換し、綺麗になりました🙌🙌
今回はチェーンアジャスタガイドプレートの塗装をタイトルとしましたが、塗装したのはこのパーツだけではありません。
実はコレの方をメインで塗装しました。
左側だけSV650Sのタンデムステップとしたのでは、左右対称になりませんので、右側も交換しようとSV650用を購入しました。
塗装状態が悪かったため塗装するにあたり、チェーンアジャスタガイドプレートを使い、試し塗りしてみました。
同じSV650用ではありますが、年式が異なります。
形がとても似てますが、左右並べてみると異なる箇所が良く分かります。
車体取付けボルト穴部の厚み、そして曲がり出しの位置
ステップの位置は同じですが、曲がり出しの位置が異なるので、オフセット量が異なります。
オフセット量を比較したところ、20mmの差がありました。スペーサーにて調整出来る範囲なので、問題なさそうです。
このサイレンサー取付部がオフセットしています。これはイナズマ1200用とは異なるので、サイレンサー取付けのオフセット調整とサイレンサープロテクターの長さ変更が必要になりそうです。
これでまた右後側プロテクターの取付けを、見直すことになりました〜
ようやくプロテクターの終わりが見えてきました。
組付ける前にクリーニングし、グリスアップなどのメンテナンスを行いました。
ようやくプロテクターの終わりが見えてきました。