目次
はじめに
バイク小屋の屋根を設置したあと、暫く屋根とバイクカバーだけで保管してきましたところになります。
屋根だけだと強い風雨の際、横からふきこんできます。直射日光も多く当たりますので、バイクカバーの劣化も早いと感じられます。
そこで、雨避けの壁を取り付けることにしました。
波板を使った壁の設置としましたが、全体の流れとしては、垂木設置、枠設置、波板取付けの順になります。
垂木設置
隣の家とのフェンスギリギリに小屋の柱を建てたため、隙間が狭くて施工が難かしい。
壁材には屋根と同じように採光できるポリカーボネートにします。
色の統一感も出せるように同じ色としました。
壁材に使う波板材は、ヘニャヘニャしていますので、バタツキを押さえるための垂木は、薄くて強度があるアルミ材のフラットバーとしました。
波板の上下の仕舞いは、波板専用の枠材を使った方が、見た目良く仕上がりますが、隙間がない(寸法が足りない)ため、現物合わせでの施工としました。
アルミのフラットバーを上下と中央部の3本を横に流します。
単管パイプにはドリル刃付きタッピングビスにて固定します。
枠材
枠には、壁材にブロンズの波板にすることにしましたので、枠の色はブロンズに近い色にしました。
枠材は、すべてL型形状の波板用側枠を上下左右の4方向に設置しました。
壁材
枠を決めたら、壁材として使用するポリカーボネート材の波板を、枠の内側寸法に合わせて切断します。
壁材には、採光タイプの透明としました。
色はクリアだと、お隣さんの視線が気になりますし、かといって色が濃すぎると採光している意味がありません。
そこで、屋根と同じ色のブロンズとしました。統一感が出ますね。
波板を1枚づつ枠に入れたら、垂木に波板ビスにて固定していきます。
垂木はアルミ材なので、波板ビスの先端はドリルビスとなったタイプを選びました。
波板に穴を開け、更に垂木(アルミ材)も一緒に、ドリルの刃により穴あけし、タッピングビスの部分にてとまりますので、施工が簡単です。
ドリルの刃が少し飛び出た形となります。壁に寄ることはないため、良いことにしましたが、やり安全な設備にしようと、電線端子の絶縁キャップと細い結束バンドを使い、キャップをしておきました。
隙間ギリギリに、壁材をそこそこの見栄えの仕上がりとすることが出来ました。
感想
壁を上半分だけ設置しましたが、とてもグッド!!
風の強い横からの雨による、バイクカバーの濡れを半減することが出来ました。
透明タイプにしましたので、昼間に暗くなることは無く、バイクの奥まった箇所の部品も、ちゃんと見えるだけの明かりとなります。
欲を言えばキリがないのですが、下側にも壁を設置したら、もっと環境が良くなることでしょう。
今後に下半分は、採光タイプではなくても十分なので、ハリボテ感が出ない程度にカラーパネルのようなもので仕舞うことにしていこうと思います。
一般的な枠材の紹介
あと2cm、フェンスとの間に隙間を作っておけば、もっと簡単にキレイな壁が設置できました。
アンカー固定した柱の位置を、変えてまで行うことは、考えられませんでしたので、上述のような壁となりました。
隙間があれば、一般的な壁設置が良いと思います。
アルインコ社のホームページに、壁材の設置方法が掲載されています。