イナズマ1200整備日記

イナズマ1200のバイク整備と、整備と称するDIYレベルで出来るプチカスタムを行っていきます。そんな記録とキャンプツーリングに必要な小道具類などをDIYした記録、そして旅行の記録です。

家具(隙間収納棚)のDIY 続き(CAINZレンタル工具トリマーを使い溝加工とレンタルスペース利用し背板取付け)

 

はじめに

先日から家具のDIY作業を行っています。その続きの内容になります。

minow.hatenablog.com

まだ製作途中にて棚板も無く外枠のみの、単なるオープンシェルフ状態です。

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この製作した棚の外枠ですが、当然ではありますが隙間の寸法に合わせて製作したので、高さと横幅は気持ちいいくらいにピッタリ!
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棚の奥行寸法は、後に扉を取付けることを考慮した寸法設定にしてあり、15mmほどショートにしてます。今後、扉を取付けると一気に印象が変わると思いますが、扉は後付けしやすい作業ですので一番最後とします。

作業の続きとしては、普段見えない地味な箇所ではありますが、まずは手間のかかる背板を取付けることから再開しました。

背板取付けにはトリマーと言う電動工具を使い溝加工を施し、その溝に背板を嵌め込むような少し凝った構造としました。

 

トリマーによる溝切加工と背板取付け

溝加工用電動工具のトリマーですが、滅多に使用しないため所有していません。今後も1回か2回はあるが?程度のことなので、ホームセンターからレンタルすることにしました。

色々とホームセンターを探していると、CAINZ(カインズ)に工具レンタルサービスがあり、そのラインナップにはトリマーが有りましたので、そちらを利用することにしました。レンタル料ですが1泊2日500円、ただし先端ビットは付属しませんので、ビットは購入することになります。

reserve.cainz.com

トリマーを購入するとなると、コード付きの最安価なタイプでも6000円程度はします。

10回以上使用する予定が無いなら、レンタルの方が安価と言えます。

このトリマーを使い棚奥の内側に溝加工を施すのですが、組み上がった状態では行えませんので、面倒ですが作業する前に部材レベルまで分解しました。

始めから背板を取り付けるつもりであったので溝加工を先に行うべきだったところですが、トリマーのレンタル予約が取れず外枠製作を先行したため、少しだけ手戻り作業となりました。

プロでない限り部材加工〜組立まで全ての工程を設計することは、とても困難ですね。

まずは形にすることが最優先であり、一度形にしてみて次のステップに進めることの方が無難です。

最初から妥協なく作業を進めようとすると、大抵は途中で壁にブチ当たり頓挫します。もしくは、作業の途中で設計が変わり、やり直しとなることの方が多いですからね。

この程度の後付けなら上等です。

 

では背板を後付けするため、まずはトリマーをレンタルしてきました。
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背板は板厚5.5mmとすることから、トリマーのビット太さは6mmとしました。

背板サイズは棚の内寸からトリマーによる溝切り深さを足したサイズになります。

そこでトリマーによる溝切り深さは、板厚15mmの1/3である5mmとしました。CAINZで500円程度にて購入出来ました。

レンタルしてきたトリマーを取り出し、加工する板をダイニングテーブルにクランプにて固定し、トリマーを使い溝加工してみました。
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が切り出して直ぐにギブアップ!

騒音が凄まじい!

部屋中の切粉が飛散しまくり!

何より作業スペースが狭い(泣)

 

直ぐに加工したい部材を持ってCAINZのレンタルスペースに駆け込みました😁

30分250円ですが、作業スペースが広いし、騒音気にしなくて良いし、切粉も気にしなくて良いし、とても快適な作業が行えました。

 

木材に加工する箇所を罫書いてあったことと、トリマーによる溝切り加工を4箇所のみでしたので、作業時間は30分以内で完了しました。

切粉と騒音を気にしなくてもよいため、作業がとても早く進みます。はじめからレンタルスペースを借りれば良かったですね。

 

背板用の溝に5.5mmの背板を嵌め込み組立てたら、背板がしっかり固定されました。

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嵌め込む前に背板両面にはアイボリーカラーの水性塗料を塗り、更にクオリティーアップ

 

少し溝に余裕を持たせ、下の様の部品を使い固定する方法もありますが、この部品は不要でした。

 

いきなりですが組み立てるだけと簡単なので、組立て後の写真になります。

このアングルからだど、以前と何も変化無さそう?でも、ちゃんと背板を取付けてクオリティーアップしています。
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更に同じ素材感の木材にて棚板も増設しており、更にクオリティーアップしています。

ホームセンターの木材カットサービス(1カット50円位)にて、綺麗な切断面とピッタリな寸法の棚板を製作しました。

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金属ダボによる棚板固定としましたので、簡単に取り外すことも出来ます。

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前回作業した脚取り付け箇所も完璧な仕上がりです。

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今回の背板を取付けたら、家具としてのクオリティーが一段と上がり、自己満足度は大幅にアップ!

 

扉取付け

ここから最後に扉を取付けて完成となりました。

 

扉取付けに必要なヒンジの金具と木材の調達から始まります。

ヒンジ金具ですが色々あります。

その中から板に掘り込み加工するタイプが考えられますが、またトリマーを使用せねばなりません。そこでタッピングビスのみで簡単に取り付けられるヒンジ金具を選定しました。

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このヒンジ金具をどのように取り付けるのか、説明書の付属も画像表示もありませんでした。そこでまずはどんな動きの部品なのか?確認をしてみましたが、一見では良く分かりませんでした。
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仮に取付けてみて少し動きを観察していると、取付けるべき寸法が、何となく見えてきました😁

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側板の端から8〜10mmにビス(ボルト)穴取付けとしました。

木材の厚みが15mmだったので、ビスの打ち込み深さが10mm位と浅くなることから、ビスでなくボルトナットにしました。ボルトは特殊な極低頭ボルトM3サイズとしました。f:id:Minow:20220925161212j:image

M3サイズのボルト在庫が少なくて、妥協してM4サイズとの混在となりました。

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扉板側の取付け穴は、板と板にビミョ~な隙間が開いた状態で取付けました。


扉を閉めてみると?

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扉側が外枠より内側に2〜3mmオフセットしました。

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扉板の横幅を外枠寸法よりも3mm狭く切断してあったので、扉を閉めたら側板側面にピッタリ!

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最後に壁との隙間にゴム材のクサビを打ち込んで、地震時の転倒防止をしておきました。

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製作開始から1週間ちょっとかかりましたが、ようやく完成しました。😁

 

感想

現物合わせの棚造りは、バイク整備やカスタムと良く似ていますね。扱う部材が金属から木材になっただけです。しかし全く同じという訳ではなく、木材には木材の難しさがあるのだと実感させられました。

この木材加工も楽しい作業だから、まだ?また?続けられそうです。

次も家庭内で使い勝手の悪い箇所、不満な箇所が見つかれば、製作していこうと思います。

 

その前に最近の趣味活動にて溜まったゴミ(価値の有無に関わらず不用品)を、一度処分することにしようと思います。

本格的なバイク整備の前に、少しづつ整理整頓しようと思います。