目次
はじめに
バイクの維持管理のための整備を少しでも減らしたいなら、バイクの保管状態を良くすることです。
バイクの保管状態が良いとは、湿気が少なくて、直射日光を遮り温度変化が少なくすることですね。その最良な方法はガレージになりますが、金額と設置場所などの関係から、私は簡易なバイク用の屋根を、以前にDIYにて建設しました。
屋根だけでも、バイクの保管状態はとても有効に作用していますが、ホコリなどからは守れませんので、その屋根の下にバイクカバーを掛けて保管しています。
そんなバイクカバーなんですが、太陽光によって常に日が当たるリヤ側が色褪せて、撥水性能はほぼゼロの状態となりましたので、更新することにします。
購入サイズ
カバーを購入する前に知っておくべき数値として、当然ですがバイクの大きさになります。
そのバイクの大きさの数値が必要となります。
サービスマニュアルによると、
全長:214cm
全幅:78cm
高さ(ミラーなし):111cm
になります。
実際にはミラーが付きますので、ミラー形状や取付け方法にもよりますが、標準的な純正に近いミラーを取り付けると、高さはおおよそ125cm位になります。
カバーのサイズの寸法表記ですが、大抵は2つ折りにした時のサイズで表記されますが、バイクにかけた時を想定したような形にした時の寸法表記がなされるメーカーもあります。
寸法表記はいずれにせよ、リヤBoxなどのような大きなモノが取り付けていなければ、イナズマ1200にマッチしたバイクカバーのサイズとしては、XXXL(3L)です。
2Lサイズは、キツキツでもいけるかな?
250㏄のバイクにかけてた2Lサイズを使ったことがありましたが、カバーを掛けたり外したりする時に、サイズに余裕がないことから、前輪へ後輪へと無駄に往復する労力を使います(^_^;)
生地
以前まで使っていたバイクカバーは、オクスフォード生地で厚手の300Dでした。
生地の強度がかなりあって、なかなか破れることなく、6年間使うことができました。
まだ破れた訳ではありませんが、生地は色あせて、表面の撥水性は皆無となりましたので、そろそろ買い替え時になろうかと思います。
使用してきた防炎タイプのバイクカバー
厚手な300D生地だと長持ちしたので、更に厚手な420Dのオクスフォード布を採用したモノにすることにしました。
生地強度:420D>300D>210Dとなります。
合わせて生地の防水性も高まりますからね。
縫製
縫製もPUコーディングを施してあり、精密な二重縫製してあるものなら防水性も高くなりますし、縫い目の強度も高くなります。
比較品
バイクカバー 420D 3L にて検索します。
おおよそ5000円以下で、高評価なモノが多く出てきます。
ただし、生地の厚さについて、厚手と表記しているだけで420Dなのか300Dなのか、不明なメーカーが多いのですが、今まで300Dの生地でも問題ないレベルでしたので、300Dも視野に入れた検索としました。
評価高めな主なもの5つ選び、品定めします。
購入品
アマゾンにてネット検索し、今回購入を決めたバイクカバーはコレ
厚手の420D生地を使っているけど、値段は2000円台と良心的な価格でした。メーカー名などの表記は不要ですけどね・・・・。
使用した感想
やはり厚手の生地であることから、当然ですが、重量は以前より多少重くなります。
それと厚手生地なので、はじめてカバーを掛ける時にはゴワゴワした感があります。
固すぎるわけではありません。
写真の下側が旧、上側が新規購入品
ヘタレた300Dの生地と比較するから余計にゴワゴワ感を感じますが、シッカリ守ってくれている感はそれ以上に感じられます。
サイズ感は、丁度良いですね。
水の弾き具合(撥水性)も良好です。
前後のチェーンロック用のグロメット留め箇所が、金属で出来ています。
使用しているチェーンロックは、生地が巻かれたタイプになります。
その生地がグロメットに引っ掛かり、なかなか入れにくい。
ここは、縫製だけで出来たタイプの方が、私には扱い易かったかな?
この点が、残念なところでした。
全体としての評価は、2000円台にて買えるバイクカバーでは、良い商品だと思います。
後は耐久性がどれくらいあるか心配ですが、使ってみないことには分かりませんので、ここから様子見となります。
最終的な結果は数年後まで分かりませんので、悪しからず。
2020.11追記
使い始めてすぐに、フロントタイヤ側の鍵穴用のグロメットが一つ外れました。
グロメットは生地を挟み込んでいるだけなので、外れやすいためです。
ここは、縫製タイプで有るべきだと考えられます。
ビリビリに破れた訳ではないため、もうしばらく様子見です。
【2023.7 追記 (バイクカバー更新)】