エンジンを始動させる時にスターターモーターを起動させますが、スターターリレーの内部では、ソレノイドコイルに電流が流れた事で磁化されて電磁石となり、鉄心が引っ張られた先のリレー金属部が・・・。
(ここまで書いたけれど、前書きが長くなりすぎますので、リレーの構造は省略)
これまで始動する度に消耗していくリレー接点になります。まだ一度も交換していないスターターリレーを、今回交換することにしました。
スターターのリレー接点の金属部は、エンジンを始動させる度に僅かながら消耗していきます。
現在まだ消耗していなくても将来的に確実に消耗し、いずれは欠損に至る部品になります。
そんなスターターのリレー接点部ですが、抵抗値を点検したところで接点の金属部がどれくらい消耗しているのか?なんて、リレーを分解して見ないことには分かりません。
エンジンを何回くらい回したら破損するのか?消耗具合が分かり難い部品になります。
この先いつかは消耗するのだから、ここで交換しておこう!と、交換することにしました。
スターティングモーター リレーアッシ
SUZUKI 部品品番 31800-21E20
現在の新番号は、31800-21E30-000
値段は4700円ほどしました。
このリレーの大きさが手にしてみると、意外と大きいんです。
因みに純正品ではないのですが、対応品として随分安価(1000円台)にて、ネット販売もされています。品質は不明ですが、購入する際にはヒューズの電流値が30Aの商品を選ぶことです。
スターターリレーが取付られている場所ですが、車体の右側サイドカバー裏にあります。
サイドカバーを外すと現れます。
配線の繋がりからも、バッテリーとスターターモーターの間になります。
リレー交換するには、まずはバッテリーを外し(私は常時外してますので省略)
カプラーコネクターを外し
ボルトを緩め配線を外したら
リレーを手前に引っ張り抜きます。
このリレーは引っ掛けて固定してあります。
出っ張り部分にシリコンスプレーを吹きかけてみるとスルリと抜けます。
取り外すことが出来れば、あとは部品を交換し、配線とサイドカバーを取付けるだけです。
リレーの交換作業は10分程度で完了!
直ぐに終わる作業なので、夏場でも簡単に汗だくにならずに行えます。
しかし夏場は蚊が襲ってくるため、虫除けネットが必需品です。
この虫除けネットは、別の趣味である登山で役立ってます。今の時期は沢山のブヨが飛んますので、登山時には必需品です。
外気温が高すぎるとき、蚊にさされないよう長袖を着ると、直ぐに汗だくになりますが、この虫除けネットは、通気性が良いので暑いときのバイク整備にも使えます。
夏場にしなければ良いだけなのですが、やむを得ず行なう際は、なるべく室内で下処理し、屋外で作業する時間を減るよう工夫が必要ですね。
暑すぎます。