予備品として購入しておいた中古品のスイングアームを、梅雨で外出しないような時間があるときに整備しておきました。
まずは購入した中古品のスイングアームですが、古いベアリングを叩き出し撤去して、黒々としたグリスを拭きとりクリーニングし、いつでも使用出来る状態にしてありました。
さらにNTNのニードルローラーベアリング(品番:HMK2530)を、左右2個購入してありました。
このニードルローラーベアリングは、有名メーカーになりますが、送料含めて2個2000円以下で購入出来ます。
因みに純正品(番号:09263-25024)を購入すると1個当たり2700円ほどします。
純正品に拘らなければ、汎用性のある有名メーカーのベアリングを、安価に購入したほうがお買い得だと思います。
今回購入した以下のパーツ類は、車体固有の特殊な部品になりますので、素直に純正品を購入しました。
ゴム製品については、部品供給があるうちに早めに交換しておいた方が無難だと思います。
話が逸れましたので戻します。
今回の購入品はこちらです。
チェーンタッチディフェンスゴム
純正部品番号: 61273-03F01 (旧番:61273-03F00)
値段は4500円ほどします。
スイングアームピボットダストシール
純正部品番号: 61262-17C01 (旧番:61262-17C00)
値段は1個760円位します。交換する際には、左右2個必要です。
スラストワッシャーを組み込んだ状態にしておけば、スイングアームを素早くアッセンブリー交換することが出来ます。1枚あたり100円台でしたので、ついでに購入しておきました。
スラストワッシャー
純正部品番号: 08211-20381
ベアリングの組込み作業やDIY工具などは、以前と同じになります。
今回も作業中の写真を細かく撮りましたので、写真多めにて記録しておきます。
ニードルローラーベアリングの組付けは、今回もホームセンターの建築部材コーナーで100円台で購入出来る12mm両ネジボルトとナットを使用しました。
イナズマには、ボルト長さ330mmがちょうど使い易い長さだと思います。
さらに塩ビの呼び径13mm給水栓ソケットを使うと、芯ズレ抑制できて作業性が上がります。
この塩ビ材の給水栓ソケットも、ホームセンターの水道配管コーナーにて1個100円以下で購入出来ます。
DIY用工具とするには他に12mmの幅広な大ワッシャーが2枚必要です。
ホームセンターのネジばら売りコーナーにて1枚100円程度にて購入出来ます。
ホームセンターの大型店舗なら販売されているかな?
少し特殊なサイズかな?
手でナットを締付けて、まずは芯出しし
ナットをねじ込んでいくだけ
締め込むことで、ベアリングをスイングアームに押し込んでいきます。
面一になったところで片側の取付けは完了
反対側のベアリングを同じ様に取付け
ベアリングにグリスを塗り込み、スペーサーを入れ
チェーンタッチディフェンスバッファゴムをはめ込み
ダストシールとの間にスラストワッシャーを挟み入れ
ピボットシャフトにカラーを入れてナットを手締めして、保管しやすい状態にしておきました。
溶接補修したスイングアームが万が一割れたら、直ぐに交換出来るよう、予備品を整備しておきました。
半年後の冬には、スイングアームが割れても割れなくても、この整備したスイングアームに交換するだろうと思います。