イナズマ1200整備日記

イナズマ1200のバイク整備と、整備と称するDIYレベルで出来るプチカスタムを行っていきます。そんな記録とキャンプツーリングに必要な小道具類などをDIYした記録、そして旅行の記録です。

ワールドオリジナルHILMO(ヒルモ)ライト・タイヤ・ハブ・ダイナモ組立品の取付け【使用限度を超えた自転車ブレーキシューにより破損させたアルミホイール(リム)の取替補修】

タイトルの通り、自転車の部品が破損し、その交換を行いました。家族の自転車の話ではありますが、怒り😡しか無いんですよね。

バイクに限らず一般的なことではありますが、摺動部の硬い金属も、いつか摩耗し破損に至ります。特にブレーキでは、その仕組みから金属が摩耗しない訳がありません。

機械に疎いからでは済まされない大切なブレーキを、何故にこんな状態になるまで気が付かないのだろうか?

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リムが削れて欠損し、外側へ捲れ上がってしまっていました。

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ブレーキシューが擦り減り交換時期を遥かに超えた状態で根本の金属が剥き出しとなり、その金属部がホイールリムを削り取り、最終的にリムの破壊に至ったのです。

こうなる前にブレーキの効き具合に違和感を感じなかったのだろうか?

怒りしか込み上げません。

 

点検もしないでよく乗れるよね?信じられない🤷‍♂

 

怒ってはみたものの、どうやら心には響いていない様子でして、仕方なしにアルミのホイールリムとブレーキシューの交換することにした事に対し、ラッキー程度にしか捉えられていないようです。

これが家族か?と思うと恥ずかしく思います。

 

話のメインは部品の購入と交換作業に移りますが、点検を怠ったり部品交換しなかったことこそが原因で、今回のタイヤリム交換は無くても良い事例です。

 

アルミのホイールリムとブレーキシューの部品調達になりますが、自転車のホイールリムだけ販売されていなくて、ハブとスポークが組込まれた状態で販売されていました。

ダイナモ付きのホイールとなりましたので、LEDライトの接続端子(今回はJ2端子)とのマッチングなども考慮しなければなりません。

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そこでダイナモ付きハブと、ライトのセット販売を探してみました。

するとタイヤも付き完全の組立された状態で、以下のワールドオリジナルと検索すると出てくる販売先が見つかりました。

ダイナモハブ付きホイールとゴムタイヤを別に購入するより安価で手間要らずです。更にライト付きです。その値段は何と7000円以下!

 

26インチと27インチ用のラインナップされています。今回は26インチ用を購入しました。

 

タイヤとチューブを外し組立る手間が省け、部品交換するだけの単純作業となります。そして安価です。

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交換はまず取り外し作業から始まります。それには前輪側を浮かせておく必要があります。

単管パイプで組み上げた高強度な自転車置場のフレームから前輪側を吊り上げておき

※強度は数キロ分で十分ですので、単管パイプである必要はありません。何も無ければイレクターパイプなどで簡単な門型クレーン風にしておけば十分だと思います。
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minow.hatenablog.com

 

14mmナットをスパナで緩めて、車輪を取外しました。

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これが使用限度を遥かに超え擦り減ったブレーキシューになります。
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内部の金属が出て剥き出しになっていました。

ブレーキシューの金属部(鉄)が、鉄より柔らかいアルミのリム部を押さえつけたことでリムが破損したのです。

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リム部が捲れ上がってしまっていました。
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注文した部品ですが、注文時は4日後に到着予定との事でしたが、実際には2日後の夜に配達されました。

配達後、寒くて暗い夜の中ヘッドライトを装着して直ぐに取付けました。

組み上がった状態なので、車軸を取り付けるだけのボルトオンです。

ブレーキシューは先に交換しておいたので、あまり手間無く交換出来ました。

ちゃんと取付けられているか確認するため、翌朝に点検したあとに試走してみました。

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全く問題なし!

モノはしっかりとしていましたので、これでしばらく乗れそうです。

 

そうそうブレーキシューは、機械音痴の家族に分かりやすいよう
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擦り減り具合が一目で見やすいブレーキシューのタイプに交換しました。

下のタイプは、ブレーキ性能は高いのですが、使用限界を示すラインが家族には分かり難いようです。

このブレーキシューは色を変えるなどの使用限界が分かりやすいような対策があって欲しいものです。

改良されるまで、家族にはススない(取付ない)ようにしようと思います。