目次
はじめに
ネットなどで販売される安価なエンジンプロテクターを、まずは第一弾として取付けてみました。
取付位置における張出量がおおよそ分かったところで、今回は本取付けとして作業を進めました。
部品購入
取付するエンジンプロテクターとして、今後長く部品供給されるであろうデイトナの商品へ、早くも変更しました。
残念ながらイナズマ400、750、1200などは、デイトナから専用部品として販売されていません。そこで補修部品として販売される汎用パットφ50×長さ90mmを、単体部品として2つ購入し、スペーサーにより取付けようと考えました。
このパット2つ購入すると、7000円程度になります。
しかし、欲しいパットが2個入った他車種用商品の方が安価であったことから、以下のCB400F用商品を購入することにしました。
他にφ50×90mmサイズのパット2つ入りとなったZRX400などもありました。
補修部品としてパット2つを購入するなら、他車種用をまとめて購入した方が安価となりそうです。
取付け
汎用品のパットだけでは張出し量が合いません。
ただ付ければ良いってものではなく、やはりアルミカラー(スペーサー)などを使い、張出量の調整をしなければなりません。
そこでポッシュから販売されるM8用スペーサーを使うことにしました。
長さも細かく設定されますので、組み合わせ次第でイナズマ1200以外の車種でも、同じようにも取付けることが出来るはずです。
部品構成がとてもシンプルなので、たいていのバイクでも同じように取付ることが出来ると思います。
M10サイズにて作られた商品なので、M8ボルトにて固定しようとする場合、内径変換スペーサーが必要になります。そのパーツは、第一弾にて使用したものを使いました。
エンジンプロテクターの右側は、全体長さとして115mmにすることにしました。デイトナのパット長さが90mmなので、25mmのスペーサーとしました。
因みにデイトナのパット内部貫通部は30mmあります。なのでM8ボルトの長さは、半ネジタイプ120mmとしました。
ソケットレンチにて取付けてみると?右側だけ見たら、良い感じ〜ですね。
とても分かりやすい単純構造ですね。
反対側の左側を同じく取付けました。が、
ん?
張出した位置と長さが、エンジン側面と面一すぎたか?
左側の張出量は少し足りなかったので、下側のボルト穴にして、長さ120mmになるようスペーサー長さ30mmに変更しました。それでもあと少しだけ張出しても良いかもと、最終的に140mmにしました。
左側を下のボルト穴に取り付けたことで、右側は上のボルト穴に取付けた状態となり、チグハグな形となりました😁
これはダサ過ぎましたので、左右対称の位置関係にすべく、右側の取付け位置を下側のボルト穴へ変更しました。
そのことで右側の張出量が多すぎるかな?と感じるようになりました。
そこでまた右側のスペーサーを再調整することにしました。
結論としては、デイトナのφ50×90mmパットを取付けるなら、スペーサー長さは右側は15〜20mm、左側は35〜40mm位がちょうど良い長さかな?と、個人的に思ってます。
横に張出すほどプロテクション効果が高まりますが、バンク角が損なわれます。汎用品プロテクターの取付けはリスクを伴います。何も考えずに取付けることは危険です。
この長さの設定って言葉にすると簡単そうなのですが、長さの異なるスペーサーを多く準備しておき、色々試しながら長さを決めています。
とても労力が必要です。
取付けてみては、あ〜だ、こ〜だと色々考えながら作業していますので、時間もそれなりにかかりました。
が、それが結構楽しいんですね。
メーカーの設計した車種専用品には少し劣りますが、自分なりに考えて取付けた部品って、部品単体のクオリティーが高いことも相まって、それなりに仕上がり、愛着も湧いて良いんですね!
強度面ではM10ボルトでなくM8としたので、少し劣ります。けれど、ガンガン当てて使うような箇所のボルトではありませんので、まあ良いことにしておきましょう。
最後に
今回のようにとてもシンプルな部品構成で単純な取付け方法なものは、たいていのバイクでも同じように取付ることが出来ると思います。
マイナーバイクには、マイナーなりの楽しみ方でバイクと付き合っております。