目次
はじめに
今回のギアシフトチェンジペダルのシャフトオイルシール交換は、先のドライブシャフトオイルシール交換作業からの続きとなります。
あらすじとして、クラッチプッシュロッドのオイルシール、ドライブシャフトのオイルシールと下へ下へと順番に作業してきました。
今回の一連のオイルシール交換のなかで、これが最後となります。
オイル滲みの原因は、このシャフトオイルシールからのようでした。
しかしここのシャフトオイルシールは、単独にて交換が行えます。比較的アクセスしやすいオイルシールになります。
ただし、エンジンオイルを抜取る必要がありますし、チェーンオイルまみれの箇所をクリーニングする必要があるため、まとめて行ったほうが効率的でした。
部品調達
部品番号:09285-12002
交換作業
ほかのオイルシールとは干渉するものはないため、今回交換するオイルシールは単独にて行える箇所になります。
スプロケットカバーを外し、クリーニングする作業などが一度に行ったことで効率的でした。
リングプライヤーを使い外し
ワッシャーを外すと、オイルシールが見えます。
このオイルシールを交換します。
まずは外さなければなりません。
オイルシールをピックアップツールを2本使い、ゴリゴリしながら外しました。
オイルシール外周のゴムが固着していてなかなか外れませんでした。
サクッと外せなかったため、外したオイルシールはこんなボロボロになりました。
外したオイルシールは捨てるだけなので問題なし。
新しいオイルシールにはグリスを塗り、組み込みました。そして、オイルシールを傷付けないよう、ハーネステープにてシャフトのギザギザ先端部を養生しておきました。
オイルシールの取付けですが、工具など必要なくて、少し力は入りましたが手で押し込めました。
これでスプロケットカバー周りのオイルシールは、一通り交換完了しました。
エンジンオイルを抜いてから作業しましたので、新しいエンジンオイルを注ぎ入れ、作業完了となりました。
最後に
今回の部品交換にてまた暫く安心して走れそうですね。
オイルシールのような安価な部品交換を惜しみツーリングの途中で、エンジンオイルがじゃじゃ漏れになり走れなくなったのでは、タマリませんからね。
短命だったこのイナズマ1200は、販売開始からもそして販売終了からも20年以上経過したバイクになります。
私の場合、あまり乗らない期間があったため、距離はそれ程乗ってはいませんでしたが、年数だけは他と同じ20年以上経過しました。
オイルシールなどのゴム部品は、必ず寿命を迎えます。
このシフトチェンジペダルのオイルシールは、早めに交換したほうが良いと思いました。
次の整備と言うか補修は、ツーリング途中にやらかした立ちゴケによるダメージを受けた部品交換を行っていきます😁
何年経っても世話の焼けるカワイイバイクです。