目次
はじめに
ドライブシャフトオイルシールリテーナにて繋がっているため、先にクラッチプッシュロッドのオイルシールを交換しました。
今回はドライブシャフトのオイルシール交換となります。
部品調達
ドライブシャフトのオイルシール34×62×6
部品番号:09283-34005
わざわざ交換しなくても良かったのですが、百円台のロックワッシャも交換しました。
部品番号:09167-25019
交換作業
クラッチプッシュロッドの交換記録からの続きになります。
ドライブスプロケットを外し、ドライブシャフトオイルシールのリテーナを外し
ドライブシャフトのオイルシールを抜き出すところになります
オイルシールを抜き出す作業のため、ピックアップツールを買い足しました。
が、オイルシールがかなり硬く固着していて、ヤワなピックアップツールでは役に立たず
マイナスドライバーとバールを使い押し広げ、こじ開けました。
新しいオイルシールにグリスを塗り
少し嵌め込んだら
木片をあてがい軽く叩きながら、オイルシールを所定の位置までセットしました。
オイルシールのリテーナを取り付け、リテーナ取付ボルトの回転止めの爪を起こしました。
ここで、オマケの作業を実施しておきました。
ギヤシフトのニュートラルを感知するセンサー取付部にあるゴム部品Oリングを交換しました。
ネジを2本緩め
センサー部を外しました。
ここに使われるOリングを交換しました。
比べて見ても、ゴムの硬さに関してもそれほど損傷はなさそうでした。
気になったので、安いパーツなので他の部品と併せて購入し、今回交換しておきました。
このOリングを交換するまでは、エンジンオイルを抜かずに作業してきました。が、これより下にあるシフトチェンジペダルのシャフトオイルシールの交換は、エンジンオイルの液面より下となることから、ここでエンジンオイルを抜きました。
さて本題のオイルシール交換には復旧作業が多く残されています。
ドライブギヤの固定ナットの回転防止のためのロックワッシャープレートは、新品に交換しました。
反対側を折り曲げればまだ使えましたが、ここの部品もそれほど高額なモノではありませんので、他の部品と併せて購入し、今回交換しておきました。
ここで、ナットを締め込む前にチェーンを張り
ナットをサービスマニュアルの115N·mなて締め込んでおきました。
最後にロックワッシャープレートを折り曲げ、ナットの回転止めをしておきました。
中締め
このドライブシャフトのオイルシール交換はこれで完了となります。
続いてシフトチェンジペダルのシャフトオイルシールの交換作業に移ります。
年数経過したバイクは、手間の掛かる乗り物です。