目次
交換に至った経緯
九州ツーリングの際フェリー移動し、九州上陸後わずか1日目にしてトラブルが起きました。
よくあるライダーあるあるのトラブルの一つではありました。
このトラブルは起きたというより、自分で起こしたor招いたとするのが正しい表現で、恥ずかしくて仕方がない😓😓
阿蘇の周りを走っていた途中、カーブを曲がったところで綺麗な景色が広がり、写真を撮りたくなり、バイクを道端に寄せて停車しました。
このカーブには少しバンク角がついていて、サイドスタンドを立てるとバイクが垂直に立つような方向、さらに進行方向には登り坂となっていました。
このような状況下では停車時にギヤを入れるのが定石なところ、面倒なのでにニュートラルとしていました。
この写真を撮ったあと、ズリズリとサイドスタンドがアスファルトに擦れながら滑る音がした次の瞬間、あっ!
ガシャーン!!!
右側へ転倒してしまいました。
慌ててバイクを引き起こそうとするも、ツーリング道具が満載なため、いつもより重量増なことと、転倒した角度がバンク角の方向にて、一人で起こせない?なか、親切な通りすがりのドライバーに助けられ、何とか二人で起こすことができました。
起こしてみて、車体へのダメージを確認してみると?
サイレンサーは少し凹み、根本が曲がってしまいました(泣)
中間パイプは何とか曲がっていいないような?
サイレンサーについては凹みと曲がりだけのダメージで、走行には支障がないことから、そのままツーリングを再開することにしました。
しかし、何ともバツの悪い九州ツーリング初日となってしまいました。
他のダメージとして、ハンドルの曲がりとステップ部の曲がりが残りました。
何れも走行不能になるようなダメージではなく、少し乗り難い状態となりました。
が、やはり乗り難い。
サイレンサー交換
今まで使用してきたテックサーフのスリップオンタイプのサイレンサーは、ソリッドチタンカラーのバンディット1200(GSF1200だったかも?)用で、音質とパワーもお気に入りでした。
サイレンサーサイズは、直径110mm✕長さ480mm
このサイレンサーを補修部品として単品購入すると、5万円程になります。
そこで少し安価なチタンサイレンサーを探してみると?
新品の汎用品で安価なものだと、バリエンテ(リアルスピード)もエンドバッフルを取り付ければ、消音出来ると思われます。
ラインナップで最も大きなものは、直径100mm✕長さ450mmまでとなり、排気量1156ccだと消音させる容量が少ないと思えたことから、今回見送りました。
リアルスピード、バリエンテのサイレンサーはクオリティーか高いので、次はこれにしようかな?
銘柄:リアルスピードなら
銘柄:バリエンテなら
ただし直径100mm✕長さ450mmだと、サイレンサー容量が少なく、排気量1000cc以上に取り付ければ、排気音は確実に爆音だと思われますが・・・・・。
もうそんな年頃でないかな・・・・・
エンドバッフル取り付ければ、音を抑えられるとは思いますけど
そこでサイレンサー取付口が同じ60.5mm、取付るためのバネの方向が上下同じであり、程度良い中古サイレンサーを購入することにしました。
サイレンサーの空間容積(直径✕長さ)が、テックサーフのφ110と同等以上としたかったことから、更に太いφ120サイズのRC甲子園ヒットマンとしました。
重量は1.8kgくらいと意外と軽いですね。
このサイレンサーにはエンドバッフルが装着されていましたので、バッフル装着したまま暫く使用してみようと思います。
というのも、今まで取り付けていた触媒型インナーサイレンサーが、曲がったサイレンサー口から外せない?
サイレンサーの根本にて曲がったため、触媒型サイレンサーと干渉していまい、手では外せませんでした。
外したサイレンサー根元の曲がり具合は?
こんなにベッコリと曲がってますからね
サイレンサーを並べて比較すると、違いがよくわかりますね。
サイレンサーの直径と長さがRC甲子園の方が大きいため、テックサーフより音量は低くズ太い音なんだろう?と、容易に想像がつきます。
差し込み口は同じ60.5mmなので問題なく装着出来ました。
テックサーフの中間パイプに、RC甲子園のサイレンサーを差込むと、鉢巻きのような段差のせいで、少し差込むパイプ長さが少ないような・・・。
そして、更に違う問題が・・・・
もう一本のバネが、こんなんになっていました。
接触面が振動で擦り減ってしまい、あと少しで折れるところでした。
このバネは定期的に交換するような消耗品ですね。
予備品を所有していましたので、直ぐに交換しました。
では本題であるサイレンサーを取り付けてみますと?
何と?
サスペンションと干渉しました。
これは直径が太くなるので、当然の事です。
以前にもミクニのサイレンサー直径120mmを取り付けていたとき、同じように干渉しました。
そこで、その時と同じようにアルミの5mmスペーサー(カラー)を入れ、オフセット量を調整しました。
が、それでもオフセット量が不足しておりギリギリ!
まだクリアランスが少ないので、もう少しスペーサーにてオフセットしなければなりません。
たったサイレンサーの取付けだけなのですが、色々と問題が出てきますね。
これを苦と思うか?楽しいと思うか?
人それぞれでしょうけど、私は苦より楽しいが少しだけ勝っていると思います。
そう思わないと続けられません。
ということで、更にワッシャーを入れオフセット量を変更しました。
サスペンションとのクリアランスは、少しは改善されました。
がそもそもこのイナズマ1200には、消音効果とクリアランスとの関係から、直径φ110までのサイレンサーで十分なような気がしております。
ただサイレンサーは太いほど消音効果と音質がズ太くなりますので、好みの問題ではあります。
試乗と音の確認
軽く試乗してみました。
エンドバッフルを取付けてあるため、音はかなり抑えられておりました。
それよりトルクモリモリしていて、加速の伸びがありました。さらに減速時にも伸びがあり、エンジンブレーキではなかなか減速しません。ブレーキを多めに掛けるよう、少し慣れが必要でした。
乗るのが楽しくなるサイレンサーでした。
少しキャブレター調整も必要になりますね。
【この1ヶ月後にまたサイレンサー交換しましたので、このRC甲子園の音の録音は、しばらく持ち越します。】
今後、時間とお財布に余裕有るときにテックサーフのサイレンサーを補修依頼してみようと思います。
今回の立ちゴケにて、サイレンサーは一つ予備を持っていても良いかな?と思うようになりました。
【追記】
このRC甲子園サイレンサーが後に予備となりました。