イナズマ1200整備日記

イナズマ1200のバイク整備と、整備と称するDIYレベルで出来るプチカスタムを行っていきます。そんな記録とキャンプツーリングに必要な小道具類などをDIYした記録、そして旅行の記録です。

スマホホルダー更新 (高熱対策)とハンドルブレースの活用法

目次

  

はじめに

スマホホルダーには大きく分けて2タイプあり、1つはスマホが剥き出し状態にてクランプするだけのタイプ、もう1つは防水カバーを兼ねるポーチに入れるタイプがあります。

 

真夏にバイクに乗ることは、最近なかったため、気付かなかった(知らなかった)だけなのですが、防水カバーのポーチに入れるタイプは、スマホが発する熱を逃がすことが出来ずに、高熱になりシステムダウンしてしまうのですね。

 

更には、防水透明カバーの反射によって、スマホ画面が見えずらくなる上に、ナビ操作も難しいことから、3重苦を感じることとなりました。

 

スマホのナビが使えないようなスマホホルダーなんて、機能を果していません。

 

今までのスマホホルダーは、そんな防水カバータイプでした。

f:id:Minow:20200816143136j:image

防水カバータイプでも、春と秋冬では高熱になることはありません。夏日は使い物にならないだけです。

 

もう2つの問題点である画面操作が通年出来ないこと、画面が見にくいことから、スマホホルダーを更新することにします。

 

 

購入品

全てアルミ素材の剥き出し状態にてクランプするタイプを、購入しました。

 

アルミは、熱伝導が良い素材ですから、放熱性能が良い訳です。

意外にも、プラスチック製と同価格帯だったからです。


f:id:Minow:20200816163008j:image

 

 

このスマホホルダーは、M8ボルト1本か、ハンドルにクランプさせバイクに固定できます。


f:id:Minow:20200816163026j:image

 

 

取付け(ハンドルブレースの活用)

 

これを取り付ける箇所は、写真に写るハンドルブレースの右側になります。

M8ボルトにて固定出来るように、8ミリ穴を開け、取付金具の座りが良いようにヤスリでフラットに削っています。

f:id:Minow:20200816163315j:image


f:id:Minow:20200816163336j:image

 

このように加工したハンドルブレースは、補強やドレスアップとして取り付けているだけではなく、何かを取り付ける為のブラケットの役目も果たします。

 

スマホホルダーを取り付ける位置として、タコメーターのレッドゾーン側の前なら、問題ないでしょう。

1200ccエンジンの高回転域なんて、公道で使うことなんて有りませんからね。


f:id:Minow:20200817163654j:image


f:id:Minow:20200817163727j:image

 

 

因みにハンドルブレースは、左右対称ですから、右側にも変更出来ます。

が、スピードメーターの低速側を隠してしまいます。速度100km/h越えるまで、スピードメーターの針が見えません(^_^;)

スピードメーター側は止めておきます。

 

他に取付位置として、ハンドルポストの正面がありますが、ライダー側の手前に出すとタンクバックと干渉します。メーター側にするとメーター類や、インジケーターランプ類を見えなくしてしまいます。

 

タンクバックを使う限り、結果としてナビ画面は、マスターシリンダー、ミラー近くになりますので、この辺りになるのでしょう。

  

感想

今回は、スマホの高熱対策として、スマホホルダーを更新しました。スマホの放熱性はアップして、高熱にならなくなりました。

 

取り付け位置は、前方視界もメーター類などの視認性を邪魔しない位置に取り付けることが出来ました。

 

単純にスマホホルダーの取り替えするだけではなくて、スマホホルダーの購入時から取り付け位置と、スマホホルダーの取付方法を考えて購入します。

うまく取り付けられないと、後で追加部品にて位置を変更させることになります。

余分な追加部品によりハンドル周りがゴチャゴチャとしてきます。

 

今回はスマホホルダーと言うより、ハンドルブレースを活用し、スマホホルダーなどの取付の際のブラケットととしてオススメしておきます。 

 

 

この定番品ともいえるミノウラのスマホホルダー(デイトナの商品と同じ)

をハンドルのど真中に置くのもありだったのか?

と、未練がましく悩むところです。