目次
はじめに
スマホホルダーには大きく分けて2タイプあり、1つはスマホが剥き出し状態にてクランプするだけのタイプ、もう1つは防水カバーを兼ねるポーチに入れるタイプがあります。
真夏にバイクに乗ることは、最近なかったため、気付かなかった(知らなかった)だけなのですが、防水カバーのポーチに入れるタイプは、スマホが発する熱を逃がすことが出来ずに、高熱になりシステムダウンしてしまうのですね。
更には、防水透明カバーの反射によって、スマホ画面が見えずらくなる上に、ナビ操作も難しいことから、3重苦を感じることとなりました。
スマホのナビが使えないようなスマホホルダーなんて、機能を果していません。
今までのスマホホルダーは、そんな防水カバータイプでした。
防水カバータイプでも、春と秋冬では高熱になることはありません。夏日は使い物にならないだけです。
もう2つの問題点である画面操作が通年出来ないこと、画面が見にくいことから、スマホホルダーを更新することにします。
購入品
全てアルミ素材の剥き出し状態にてクランプするタイプを、購入しました。
アルミは、熱伝導が良い素材ですから、放熱性能が良い訳です。
意外にも、プラスチック製と同価格帯だったからです。
このスマホホルダーは、M8ボルト1本か、ハンドルにクランプさせバイクに固定できます。
取付け(ハンドルブレースの活用)
これを取り付ける箇所は、写真に写るハンドルブレースの右側になります。
M8ボルトにて固定出来るように、8ミリ穴を開け、取付金具の座りが良いようにヤスリでフラットに削っています。
このように加工したハンドルブレースは、補強やドレスアップとして取り付けているだけではなく、何かを取り付ける為のブラケットの役目も果たします。
スマホホルダーを取り付ける位置として、タコメーターのレッドゾーン側の前なら、問題ないでしょう。
1200ccエンジンの高回転域なんて、公道で使うことなんて有りませんからね。
因みにハンドルブレースは、左右対称ですから、右側にも変更出来ます。
が、スピードメーターの低速側を隠してしまいます。速度100km/h越えるまで、スピードメーターの針が見えません(^_^;)
スピードメーター側は止めておきます。
他に取付位置として、ハンドルポストの正面がありますが、ライダー側の手前に出すとタンクバックと干渉します。メーター側にするとメーター類や、インジケーターランプ類を見えなくしてしまいます。
タンクバックを使う限り、結果としてナビ画面は、マスターシリンダー、ミラー近くになりますので、この辺りになるのでしょう。
感想
今回は、スマホの高熱対策として、スマホホルダーを更新しました。スマホの放熱性はアップして、高熱にならなくなりました。
取り付け位置は、前方視界もメーター類などの視認性を邪魔しない位置に取り付けることが出来ました。
単純にスマホホルダーの取り替えするだけではなくて、スマホホルダーの購入時から取り付け位置と、スマホホルダーの取付方法を考えて購入します。
うまく取り付けられないと、後で追加部品にて位置を変更させることになります。
余分な追加部品によりハンドル周りがゴチャゴチャとしてきます。
今回はスマホホルダーと言うより、ハンドルブレースを活用し、スマホホルダーなどの取付の際のブラケットととしてオススメしておきます。
この定番品ともいえるミノウラのスマホホルダー(デイトナの商品と同じ)
をハンドルのど真中に置くのもありだったのか?
と、未練がましく悩むところです。