目次
おさらい
今回の取り付けは、汎用性のあるGIVIのサイドケース用ホルダー SB2000を購入し、取り付け作業を進めていきます。
購入したホルダーですが、普段の街乗り程度では不要であることから、常時取り付けた状態にはするつもりはありません。
宿泊もしくはキャンプツーリング時のみ簡単に取り付けられるようにしたいと考えております。
さらにスタイルには少しだけ拘りたくて、スタイルをあまり崩すことなく、簡単に取り付けられるようにしたいと思います。
物理的な限界はあると思いますが、DIYレベルで出来る取り付け方法について、やれるだけの事はやろうと思います。
ステー製作の検討
取り付け用のステーを全て製作することは簡単なことではありません。
そこでコストと時間そしてクオリティーの面から、出来る限り既製品を用いて、自作するステーの物量を減らすことを考えました。
では、どんなステーがあったら良い?
→
そう考えた時、サイドケース用ホルダーを取り付けるための基本となるステー部材があると、展開が楽ではないか?
→
バイクのリヤ側面に左右対称で、平行に後ろに伸びるようなステーがあると加工が楽になりそうだ。
→
そうなると、イナズマ1200のリヤ周りのステーと言えば、やはりGIVIのパニアケース取り付け用のフィッティング!
と、真っ先に思い付きました。
それは、これの事ですか?
ちゃんと手元にあるんですね~
見た目が悪いので、こちらも普段は取り付けないんです。
そして、使いたい時にも取付けが面倒くさいので、眠ったままとなっていました。
面倒くさいと言っても、サイドのグラブバーを外し、固定ボルト箇所へ取り付けるだけなんですけどね。
パニアケース用フィッティング取付け
このフィッティング材は、どこに取りつけるか?
それはこのアングルから見える両サイドのグラブバーの取り付けボルト部になります。
おっと、汚いリヤフェンダー裏側をお見せしましたね。失礼。
両サイドのグラブバーは、それぞれボルト2本にて固定されていますので、それを外すだけで、簡単に取り外せます。
ここを外す時、後部側にはリング状のカラーが入っていますので、落として無くしたり、入れ忘れたりしないようにして下さい。
こちらは外したグラブバーと、これから取り付けようとするフィッティングになります。
取り付け品
取り付けるのは、モノラック用のフィッティングフレームは、GIVIの品番517Fになります。
これは品番の最後にアルファベットになっているFシリーズになります。
GIVIによると、Fシリーズのためのベースは、M2、M3、MM用になります。
そのうちMMが、モノロックシリーズ(容量が小さいタイプ?)用のベースになります。
Fシリーズのベースは、モノキーかモノロック用を、ほぼ選べないことが現状です。
逆に選べないので、悩むこともないから、良いんですけどね。
パニアケースを取り付けることは、滅多にないため、外した状態でもソコソコのスタイルを保てるモノを選びたいことから、GIVIのカタログ上は互換性のないとされるFZシリーズのベース(M5M)を取り付けることにしました。
取付け作業
取付に際し、あまり難しい作業はありません。
フィッティングを仮組みしておき、4か所ボルト部を取付けるだけです。
個別にパーツを取り付けることが、GIVIの取り扱い説明書には記載されております。
が、全てのパーツを分解し保管しておくと無くしてしまいそうですし、これくらいのパーツなら、まとめて取り付け可能ですからね。
簡単にフィッティング材を取り付けることが出来ます。
次に、ベースとのジョイント部を取付けます。(仮組みした保管品を、ブログ用に分解しました。)
ここから、ベースと取り付けになります。
GIVIのイナズマ用フィッティングとジョイントは、Fシリーズになります。
このベースは、Fシリーズ用のMMなどを取付けるのであれば、何も問題ありません。
FZシリーズのものを取付ける場合、M5Mのベースは6mm穴なので、ドリルにて8mm穴加工することになります。
写真中央のベース固定用の穴は、M8ボルトが入るようにドリルで拡大してあります。
ボルト穴間距離は、おおよそピッタリですので、ボルト2本を上から差し込み、締め付けたら取り付け完了です。
このボルトが上手く入れられないと、何度もやり直しすることになります。
取付後
ここでスタイルの確認です。
う~ん。
パニアケースを取り付けない状態では、残念ながらダサい。
このプラスチックベースでは、位置は容易には変更出来ません。
アルミベースのものにして、もう少し前側に取り付けると、ベースだけでも常時取付けた状態にするのですがね。
これを少し加工し、グラブバーをステーの一部にしたら、もう少しスタイリッシュになりそうなモノを物色してあります。
今回の取り付けたパニアケース用のフィッティングは、見た目と言うより、ツーリング用として割りきり、サイドケースを取付けるまで暫くこの状態にしておきます。
そうそう、写真を見て思い出しました。
ベースにゴムを取付けることを忘れていましたね。
最後に余談ですが、この状態でもバイクカバーはXXXL(3L)サイズで問題なく掛けられます。
パニアケースを取り付けると流石に入りませんが、ベースだけなら問題なく入ります。
何も無ければ、ほぼ400ccサイズの車体なので、バイクカバーのサイズXXL(2L)でも使用できますが、購入時に少し大きめを選定しています。
その理由は、このパニアケースのベース(フィッティング材)を取り付けた状態でも使用出来るよう配慮してあるからです。
GIVI SB2000取り付けに向けた布石
汎用サイドケースホルダーGIVI SB2000 を取り付けるため、ステー材の一部としてGIVIのフィッティング材(品番517F)を取り付けました。
この取り付けは、サイドケース用ホルダーの取り付けるための布石になります。
もちろん単品でも、十分使用出来ますが、サイドケースを取り付けるためのステー代わりに取り付けました。
まだ、その詳細な固定は決めておりません。
サイドケース用の汎用ホルダーを取り付けるため、モノラック用のフィッティングフレームに穴を開けてステーと固定させるか、ボルト部からステーを出す予定になります。
汎用ホルダーの取り付ける穴の位置を、おおよそ合わせ、イメージしてみました。
後ろ下をモノラックのボルト穴に合わせてみると、何となく良い位置に来そうです。
リヤサスペンションとの干渉を考慮し、横へオフセットしなければなりません。
またこの続きは、試行錯誤しながら取り付けてみたいと思います。
汎用性の高いサイドケース用のホルダーは、ヤフーかAmazonにて13000円程度にて購入できます。
トップケースは、下の37Lを所有しています。
DAYTONA (デイトナ) バイク用 GIVI BOX (ジビ ボックス) GIVI 【B37NT】B37 BLADE (37L)TECH未塗装ブラック 78038 | ||||
|
でも使用していると言えないのは、ぜんぜん使わないから(笑)
いや、釣りに行き過ぎて使う機会が無いと言うのが、正確な表現か?
でも、これからロングツーリングに出て使用していきますよ~。
積載容量だけなら80L程度ありますので、キャンプツーリングも余裕です。