目次
はじめに
暫く釣りに没頭していたため、2年ほどバイクに乗ることにが少なく、整備も怠っていました。
そんなこともあり、前回のリヤブレーキパッド交換作業では、パッド交換だけのつもりがピストンの固着があって、ピストンシールの清掃まで行うことになりました。
リヤブレーキがこんな状態だったなら、当然フロントブレーキは?って思います。
心配なので、フロントブレーキもオーバーホールすることにしました。
分解整備作業
ブレーキフルードを抜いたら、ボルトを緩めて、キャリパーを外します。
(手順は、かなり省きます)
キャリパーが外れました。
どれどれ?ピストンの固着はありますか?
以外とキレイでした。
ピストンの固着もありません。
このスズキのブレンボキャリパーですが、アルミピストンであるからなのか、固着しにくいですね。
それとも、バイクの保管状態が良かったからなのですかね?
保管状態ですが、リヤ側が南向きで太陽光に晒される悪条件となっています。対してフロント側は、常に日陰になるような配置で保管されています。更に屋根の影になっていますので、劣化しにくい環境ではありました。
そんな保管状態の違いかどうか分かりませんが、ハッキリしていることは?
放置していたことです。反省。
整備記録では、ピストンシールを5年前に全交換していました。
が、年齢とともに時が経つのが早く感じられ、つい2~3年ほど前に交換したつもりでおりました。まだ大丈夫だろうと。
時が経つのは早いね~。
完全にオヤジ化してきた証拠ですね。嫌になります。
作業を続けます。
ピストンと、シール類をチェックします。
割りとキレイでしたが、フルードが溝の中でコブ状に固まってしまった箇所が何ヵ所かありました。
まだ小さなコブだったため、漏れに繋がるようなものではありませんでした。
イヤイヤ、運が良く、たまたまそうだっただけです(^_^;)
次回は、もう少し早めにオーバーホールした方がよさそうです。
今回はゴムシール部は欠損なかったので、再使用しました。が、とてもススメられるものではありません。
次回のオーバーホール時にはシールゴムの交換と、それに合わせてセンター合わせ面のOリング(パーツリストに番号表記ない=販売されない)の交換もしたいと思います。
今ではネット販売されます。大変ありがたいですね。
清掃が完了したら、組み立て、ブレーキフルードのエアを抜きます。
最後は飛び散ったり、垂れたブレーキフルードを洗い流したら作業完了です。
作業完了しても、ここで直ぐに工具を片付けてはいけません。
暫く放置し、ブレーキフルードの漏れが無いかチェックをして、漏れがないことを確認したら、全ての作業完了になります。
何故にこんな事を付け足しのようにして書くか?
それは今回、ブレーキホースとのジョイント部のアルミパッキンの締め付け不足から、滲み漏れてたからです(^_^;)(^_^;)
どんなことも確認は大事ですね!
滲み漏れ確認中の別作業
滲み漏れの確認は、時間がかかります。その間、なにもしないで放置してたわけではなくて、待ってる間に他の作業もしました。
同じフルードを使ったクラッチのフルード交換作業も行い、早く作業が終わったので、スロットルワイヤーへの注油や、メーターケーブルの洗浄とグリスアップも行いました。
スロットルワイヤーは、10年以上前に交換してから交換した記憶がありません。ここもそろそろ交換しないといけませんね。
キャブレター内部の清掃の時までに用意し、その時に交換しよう!
20年経過したバイクなので、色々と手間とコストがかかります。
維持するのも大変ですね。