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入れ歯を入れている訳ではないのですが、グリスや油にまみれたパーツを、超音波洗浄機を使い、隅々までキレイにしようと、この度購入しました。
その使いみちは、冬の時期に行う釣り具のリールメンテナンスがメインになりますが、バイクのグリスにまみれた部品など、パーツ洗浄に使いたいからです。
これは超音波を使って、パーツ内部や隅々までの汚れを洗い出すのが得意な装置になります。
手でゴシゴシと洗っている作業時間も短縮出来ます。
購入品
購入したのは、このライオン社から販売されます、デントヘルスと言う商品になります。
この槽の大きさは、直径7センチ、深さ3センチ位?と小振りです。
入れ歯用ですから、そんなもんでしょう。
この大きさって?
そうですこの大きさは丁度、釣り具のリール部品(ギヤや、ベアリング、ウォームシャフト位)なら、ギリギリ?入ります。釣具のメンテナンスが主目的で購入したところですから、仕方ない。
もう少し大きめなメガネクリーナー用のものを購入しておけば良かったか?と少し後悔気味になりました。
槽の材質は、プラスチックだと溶剤等に溶け易いため、ステンレス製のものを、オススメします。
このデントヘルスは、もちろんステンレス槽になります。
そんな超音波洗浄装置はもう少し大きな槽となりますと、身近なものではメガネになります。
YISSVIC 超音波洗浄機 超音波洗浄器 小型 ポータブル洗濯機 メガネ・アクセサリー・グラスなどの洗浄器 タイマー5階段設定可能 時計でも洗浄可能 日本語の取扱説明書
- 出版社/メーカー: Earthly Paradise
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こちらの方が、バイクパーツの洗浄には良かったでしょう。
これとパーツ洗浄液(溶剤系の油)を使って洗浄をして、メンテナンスをしています。
最近では、ステムベアリングのボールベアリングの洗浄や、メーターギヤボックスの洗浄に使いました。
100円ショップで茶漉こしフィルターを購入し、油切りにしています。
洗浄液は、大量に使いますから、大容量のモノがお得です。
応用編
しかし、フロントフォークのスプリングなどの長い物(以外、長物という)を超音波洗浄してみたいと思いませんか?
そんな長いものを、洗浄力はかなり落ちてしまいますが、簡易の方法を紹介します。
先日、フロントフォークのスプリングを、超音波洗浄しました。
が、両手がふさがり写真撮れませんでしたので、ほぼ文章にて説明します。
まず、本物の長物専用の超音波洗浄装置として、このような工業製品が販売されています。
これらは素人にはとても高額すぎます。滅多に使いませんからね。
もう少し安価なものも販売されています。
ステンレスで出来ていて、7000円台。
しかし、円筒形の超音波洗浄装置は、何となく何かの物に置き換えられそうでないかと想像できませんか?
何かに置き換えられそうだと。
それは、何かに。
振動させる装置は入れ歯洗浄装置くらい小さなものでも、パーツは別の容器であっても良いのではないかと。
そうです。
ピンときましたか?
10センチくらいのものなら350ミリリットルの空き缶や、20センチくらいなら500ミリリットルの空き缶の蓋側を切り、中に入れてみましょう。
写真のように、槽の中にスッポリ収まります。
もっと長いものを洗浄するには、こんな使い切ったロング缶上部を切ります。
フォークのスプリングは一度で入りませんので、ひっくり返して2度洗浄するだけです。
しかし、かなり洗浄力は落ちます。
超音波の振動させる力が、弱いですからね。
また注意点として、ロング缶になればなるほど倒れ易くなります。
そうならように支えを作らないといけません。
が、滅多にないことなので、手持ちしていれば良いだけです。
段ボール箱をくり貫いて作成してみても、良いでしょう。
しかし数が少なければ、架台を製作する時間、洗浄時に手持ちしていた方が時間が短いですからね。
あとは、針金などでパーツを引っかけ、中に沈めるだけで簡単に洗浄出来ますよ。
フロントフォークのアウターチューブまでは洗浄できませんでしたが、コレ、色々なパーツ洗浄に意外と使えますよ!