目次
はじめに
SV650S用の余ってしまった左側のタンデムステップブラケットを、別用途にて再利用することにしました。
経緯
先日取付けたSV650S用の右側タンデムステップブラケットですが、左右セットで中古購入したため、左側のタンデムステップブラケットが、手元に残っていました。
このままではゴミとなってしまいます。
価値あるうちに売ることも選択肢の一つではありますが、転売ヤーではありませんので、一度も使用しないで出品販売するのはどうも気が引けます。
そこで何か役に立たないか?と、アレコレ考えた末に、ウォールフックとして再利用することにしました。
再利用法の考案
再利用法を考える上で、そもそもバイクへの取付けが難しいため、バイク以外の利用法を考えました。
利用法を考える前に、タンデムステップブラケットの持つ特徴として、強度面においては金属製で頑丈な造りをしていますので、家庭内で使うには十分過ぎる強度を有しています。
本来のステップとしての用途も考えられますが、家庭内でステップを必要とする場面はありません。
そこでステップと言う概念を一度捨てて、家庭内で似たような形状をしているモノを探してみることにしてみました。
すると?、以下の4案を思いつきました。
①引き戸のドアノブ
②ウォールフック
③トレーニングの懸垂用ハンドル
④カーテンホルダー(房掛けタッセル)
まず案①、③は取付けられそうな箇所がなかったため、廃案としました。
最もオシャレ感のある案④のカーテンホルダーは?
そもそもカーテンホルダーは、既にこんな感じに取付けられています。
これをタンデムステップのブラケットに置き換えたら、どんな感じになるの?と、興味が湧きましたので、確かめてみした。
イメージが伝わるよう、手で壁にタンデムステップブラケットを押し当ててみると?
スペーサーを足し高さを調整すれば、コレいいんじゃない!
ステップを出せば荷物も掛けられます!
タンデムステップブラケットをカーテンホルダーに流用することは、私的にはイケてると思います。
が、この案は新築入居時にタンデムステップを所有していたら、間違いなく取付けていたと思います。
今はそこまでする必要あるの?となり、最終的にはボツ案としました。
残った案②が今回の内容になります。この再利用法が、最も汎用性もあり現実的な案だと思えました。
取付けはとても簡単で、壁の裏に柱のある箇所へ、長いビスネジを使い打込み固定させるだけです。誰でも取付けられます。
実際の作業となると、取付け作業自体はとても簡単なのですが、作業を始める前に、何処へ、どの様に取付けるか?を考える必要があります。
何処へ?は、ウォールフックが欲しい壁の箇所になります。その時にインテリアとして部屋の雰囲気に馴染む(調和してる)か?が問題となります。
あと、壁の何処にでも取付けられるのか?については、基本的には何処にでも取付けられますが、強度面からの考えると、壁材の裏に下地の柱などがある箇所に取り付けるべきだと思います。
下地が何処にあるのか?探すには、シンワの下地センサーを使い、下地木材のある位置を探すと、楽に探せます。
そうして、取付け位置を確定させておきます。
下地を探して何処に取り付けるのか?を決めたら、次にどの様に取付けるか?となります。
この様に取付けるのか?は、壁に直接取付けるのか?若しくはより見栄えするベース材わ間に挟み取り付けるのか?の選択となります。
これには見た目の良いどのビスを使用するか?も含まれますので、大型ホームセンターのネジコーナーにて、実際のネジを見ながら悩みました。
ビスの頭が隠れて見えなくなる飾りビスを使うと、それだけでクオリティーがアップします。
ネット購入した方が格安だったのですが、ホームセンターにて㈱大里のポイントビスを購入してきました。
ポイントビス 太さ4mm×長さ50mm
ポイントビス φ10mmキャップ
ポイントビス 5mmスペーサー
タンデムステップの穴が8〜8.5mmあるので、ポイントビスの太さだと隙間が大きくグラグラするので、外径8mmあるスペーサーを入れ、隙間を少なくしました。
あとは壁柱がある箇所を探して、ビスを打ち込むだけです。
最後に
不要となったバイク部品を廃材と考え、捨てるのは簡単ですが、今回もバイク部品をオシャレなインテリアとして再利用することが出来ました☺
そもそもタンデムステップのブラケットは、車種毎に最適な位置に足を置けるよう設計されています。今回のように他車のタンデムステップブラケットを流用し、取付けようと考えたこと自体が、かなり無謀な話だったのだと思います。
が、余った材料を廃材にすることなく有効に使い、ウォールフックとして再利用出来ました☺
今後もこのようなパーツがあれば、バイク部品をインテリアにならないか?提案しようと思います。
他車種のタンデムステップを流用し取付ける作業は左右で完了してしまいました。今後もう一度交換するとしたら、純正品に戻すだけだと思います。