イナズマ1200整備日記

イナズマ1200のバイク整備と、整備と称するDIYレベルで出来るプチカスタムを行っていきます。そんな記録とキャンプツーリングに必要な小道具類などをDIYした記録、そして旅行の記録です。

純正φ12mm→キタコΦ13mmmの外径フューエルホースの交換 (耐ガソリンチューブ更新)

目次

 

ゴム部品の交換は、今まで多数行ってきましたが、バイクを所有している間は、これからも続きます。

今回のゴムパーツ交換は、フューエルホース(耐ガソリン)になります。

 

部品購入

部品購入するには、まずは現在取付けられたフューエルホースの太さを知るところから始まります。

過去の記録から、内径8mm×外径12mmでしたね。

minow.hatenablog.com

 

必要な長さは?ざっと見て1m有れば足りるな?と分かったところで、パーツ購入することにしました。

 

キジマのホースが純正品と同じ太さになります。ホースクリップなども純正品と同じものが使用できるため、単純にホースを交換するだけで済みます。

が、何を血迷ったか?太さの異なるヨシムラのフューエルホース40cmと60cmを、1本づつネット購入してみることにしました。が、直ぐに欠品中との事と入荷待ちする場合は納期未定との連絡がありました。早くても4ヶ月後!とのことでしたので、直ぐにキャンセル!

これ受注生産なのかな?🙌長納期品過ぎます。

 

そこで、諦めて大人しくキジマのホースに・・・と、思いきや!

今度はキジマとキタコを間違えて入力検索し、出てきた商品をよく確認もせず、購入してしまいました💦💦

当然ながら届いた商品は、注文した通りにキタコの商品が届きました。

f:id:Minow:20230122195352j:image

f:id:Minow:20230122195342j:image

外径13mm内径8mmのホースになります。

 

ホースクリップは現在φ12mm用なのでφ13mmには使えません。

そこで近くのバイク用品店にてΦ13mm用のクリップを購入してきました。


f:id:Minow:20230122195330j:image

スピードメーターケーブルやチョークワイヤーケーブルに続き、ここ最近のゴムパーツを含んだ部品調達は、全てゴタゴタしてスムーズにいきませんね。

因みにフューエルホースを直キャブ化するには、L型ホースが有ればやりやすいのですが、売切れ状態でしたので、今回は諦めました。入手次第に変更しようと思います。

 

交換作業

 

このフューエルホースの交換は、スイングアームを分解した時、同時に行った方が作業性が良いと思います。

数ヶ月前にスイングアームを分解し、ベアリングへのグリスアップやハブダンバーゴム交換した時に行っておくべきだったと、後悔しました。

 

今回はスイングアームの分解なしにて作業しましたので、とてもやり難い作業でした。

 

まず、バッテリーケースに取り付けてあるイグナイターの配線コネクターを外しました。
f:id:Minow:20230123141531j:image

ここから既に作業し難い。そもそもバッテリーケースの固定ボルトを外してから作業するべきでした。


次にバッテリーケースを外しました。
f:id:Minow:20230123141500j:image

f:id:Minow:20230123141443j:image

邪魔なバッテリーケースを取外しておきます。f:id:Minow:20230123141609j:image

知恵の輪みたいにして、奥に入れてから回転させてバッテリーケースを取り外しました。
f:id:Minow:20230123141650j:image

フューエルポンプが現れます。
f:id:Minow:20230123141705j:image

スマホカメラを中に入れて撮影しましたので、アクセス良さそうに見えますが、エアークリーナーボックスの下側になりますので、上から直接見ることは出来きません。横の隙間から見ることになります。

f:id:Minow:20230123141716j:image


これでも作業し難かったので、ポンプを取り外しました。
f:id:Minow:20230123141758j:image

f:id:Minow:20230123141818j:image

ようやくフューエルホースを外すことが出来ました。

あとは元と同じ長さになるように、新品ホースを純正品に添わせながら長さを測り、少しだけ長くしてカット
f:id:Minow:20230123141832j:image

フィルターも間に差し入れてセットしました。
f:id:Minow:20230123141842j:image

あとは同じルートに取り付けて、フューエルポンプと接続しました。
f:id:Minow:20230123141859j:image

車体の前側がフューエルポンプの入口側、車体後側がポンプ出口になります。

ポンプの側面にも、入口側を“INLET“と刻印されてます。

 

ホースの外径が13mmとなりましたので、純正品にはあったスパイラル状の針金の中にはホースを通せませんでしたので、取り付けないでホース交換しました。

何とか半分だけ入れてみましたが、諦めました。
f:id:Minow:20230123201455j:image

このホースには耐熱性があるとは言え、ホース剥き出しでエンジンに触れる箇所がありましたので、グラスウールにて養生しておきまきした。
f:id:Minow:20230123201206j:image
このホースには耐熱性があるとは言え、ホース剥き出しでエンジンに触れる箇所(オルタネーター取付部〜エンジン後部)がありました。
f:id:Minow:20230123141922j:image

この後、グラスウールにて養生しておきました。

 

車体のゴム部品の交換は、ほぼ完了しました。

 

最後に

そろそろイナズマ1200純正部品の供給に赤信号が灯り始めましたね。でもこのパーツは汎用部品なので、決して純正品である必要はありません。なので今後しばらく入手は比較的楽だと思います。

が、タイミングが悪かっただけかもしれませんが、今回部品注文してみると、意外と納期が掛かる部品なのだと感じられました。店頭販売では並んでいるのに、ネット販売は納期が掛かりました。

今後は益々電気自動車や電気バイクに変わっていきますので、何れはフューエルホースも入手し難くなるのかもしれません。

 

車体のゴム部品の交換は、ほぼ完了しました。

ここからはエンジンとキャブレター周りのゴム部品と配線類の交換が、今後行っていく予定になります。手始めとしてチョークワイヤーと外面が錆びたアクセルワイヤーを交換しようと思います。