ヒビ割れたアルミ材のスイングアームを、TIG溶接により補修しました。
今回の補修はDIYではありません。アルミを溶接するには、TIG溶接などのソレなりの設備が必要になります。更に腕前も必要になります。
DIYレベルでは出来ませんので、溶接補修してくれるショップや業者さんを探すことから始まりました。
何件か探した中から、カスタムショップREFINEさんに電話をしてみました。すると、その日の夕方でも持ち込めば、快く引受けてくれるとの事でした。
そこで急遽平日の午後から仕事を休みを入れ急いで帰宅し、外してあったスイングアームを車のトランクへ積み込み運び持ち込みました。
部品を渡すと、まずは状態確認しながら補修内容を確認しました。
溶接する箇所の表面処理(アルマイト)を削り取っても良いか?、アルミ母材に開先加工してよいか?裏波を入れるか?茶色い焼色が少し入るが気にしないか?など、溶接や溶接後についての必要な内容を数分間相談しました。
溶接する際にグラインダーにより表面のシルバー色のアルマイト加工を削りとり、更に溶接後に茶色い焼け色が残るとのことから、用意した2つの割れたスイングアームのうちから溶接後の見栄え良い方を選択しました。結果として自分が使用してきたスイングアームを選択しました。錆も少なく溶接箇所が裏面になるため、溶接後に見た目が良いと判断しました。
溶接補修した長さは、割れた箇所より少し長く溶接したため、その長さは15cm位としました。
その施工費用は税込み6000円との事でしたので、即お願いしました。
作業時間を考慮して作業完了後の翌日以降に引取りするつもりでしたが、即溶接をするので少し待てば持ち帰り出来るとの事でした。
そこで20分程待つことにしました。
作業自体は、とても手際よく作業をして頂きました。
あっと言う間に溶接完了!
しかし溶接直後は高熱なため、車の荷台に載せるとシート等が溶けてしまうため、暫く空冷するまで十数分待つことにしました。
手で触れる温度になったところで、スイングアームと一緒に、無事帰宅することが出来ました。
水抜き穴はドリルで穴を自分で開け直すこと前提として、一旦塞いでもらいました。
端部も自分でヤスリで削りフラットにする前提にて、溶接の余盛を入れてもらいました。
まあ、こんな溶接補修は不本意なのですが、乗れるようすることが最優先になります。
今回はアルミの溶接補修をカスタムショップにて施工してもらいましたが、他にも塗装やフレーム修正など行なう事が出来るそうでしたので、今後も何かあれば修理してもらおうと思います。
ニードルローラーベアリングは外してしまいましたので、新品のニードルローラーベアリングを組込みました。
ベアリングも組込みこの状態まで補修すれば、あとは車体に組込むだけですね。
スイングアームを車体に組付け
サスペンションを取付け
ブレーキ、タイヤ、チェーンカバー、サイレンサーを組立てると
ようやく走れる状態に戻りました😊
もうすぐ暑過ぎて乗りたくない夏のシーズンがやってきます。
それまでに何回か乗れれば良いのですが、他の趣味である釣活のシーズンになりましたので、バイクに乗る時間と体力があるのか?自分の欲望と相談しながら趣味の活動を続けていこうと思います。
この一週間後くらいに、中古スイングアームをもう一つ購入し、予備品としました。