一年ほど前になりますが、長年使用してきたオイルクーラーのコアガードの塗装が錆びて剥がれてきました。
数年くらいは大丈夫だろう?と、ワイヤーブラシにて擦っただけの下処理にて塗装したのですが、下地処理が甘ずきたため錆びが成長してしまい、また塗装が剥がれてきてしまいました。
サンドブラスト処理か薬剤による錆の除去処理をして、きれいな金属素地としたところに塗らなければいけなかったところ、サンドブラストがないため外部へ下地処理だけでも出すところを手抜きしてしまった訳です。
キチンと下地処理した上に剝がれにくい強力なコーティングをすることが最良なのですが、そもそも前輪が勢いよく巻き上げた砂や小石などが、このオイルクーラーガードに当たりますので、ヒットして塗膜の一部が剥がれてしまえば錆びにつながってしまいます。
また塗った何度も塗りなおすのは面倒なので、錆びないステンレス製のコアガードに変更したくなってしまいました。
イナズマ等の油冷エンジン系のオイルクーラーガードは、ネット検索してみても現在は販売されていません。そこで中古品を検索することにしました。
オイルクーラーはGSF1200やバンディット1200、GS1200SSなどと共通パーツなので、検索キーワードとなる車名を変えながら検索してみました。
まず純正品(番号:16650-27E00)は、まだ6000円程で購入できるようです。
ステンレス製となると、GSF1200やバンディット1200用として販売されているプロテック製になります。11000円程です。
新品を購入するには選ぶことは出来ませんが、有るだけマシと思えます。
中古品を探していると?
マッドマックスの商品が安価にて販売されていました。
ポチリ!
マッドマックスのHPで調べてみても、現在は販売商品としてラインナップされていません。
ゼファーなどの商品はまだ販売されていますが、イナズマ用を新品購入するとなると受注生産ですかね?
錆びないステンレス材なので、これで暫くノーメンテナンスです。
車体に取付けてみると?
ん~悪くはないけど・・・・
私的には嫌いだな。
このピカピカし過ぎは、完全に浮いてます。
そこでエンジンやフレームと同色に近い黒色に塗装することにしました。
ピカピカの金属素地に塗っても、すぐに剥がれてしまうので、下塗り塗装としてミッチャクロンマルチを塗りました。
その上に黒色の塗装を施しておきました。
耐熱性のあるスプレー缶による塗装です。
オーブンで焼付る塗装などが良かったのですが、今回の目的は錆びないようにすることなので、塗装が多少剥がれても錆びなければヨシ!です。
取付けると?
良いんじゃない!
全体のバランスも良くなったかな?
ただし取付け方として、ボルト2本だけとは如何なものかな?
オイルクーラーのサイドから固定しておかないと、走行中の振動による金属疲労割れが起こりやすいのでは?
ここは対策しないといけませんね。
隙間があるので、M6用の厚さ3mmのアルミスペーサーを間に入れました。
平ボタンネジを使いガードを挟みこむように固定しました。
挟み込んだだけなのでネジの締込み方法として少々甘いとは思いますが、振動防止ですのでヨシとしておきましょう。緩むようならネジロック材を使用します。
錆びないステンレス製のオイルクーラーガードに変更したので、今後の手間が一つ減ったのかな?
☺☺☺
エキパイの焼色をそろそろ綺麗にしないといけませんね。
次はエキパイ磨きですかね?