目次
はじめに
今後のバイクツーリングに向けた予習と復習を兼ねて、東北内陸部を車にて観光してきました。
記事の文章が長過ぎることや、写真が多すぎることから、何回かに分割してアップしてきました。
東北内陸観光 その1 (バイクツーリングの予習と復習) の続きとなります。
その続きになります。
岩手山麓 焼走り熔岩流
岩手山は歴史上何度か噴火しており、焼走り熔岩流は、1719年に噴火したときのものだそうです。その大きさは、噴出口から末端までの長さ3km、幅1.5kmの大規模なものです。
黒く固まった熔岩が岩手山北東の山腹に積み重なり、この一帯は未だに植物が育ちにくく、周りの木々からすると異様な風景となっています。
このような景色は、近くの駐車場から数100m歩くだけで見られます。
歩行距離と時間は短いため、バイクツーリングのコースに入れても十分楽しめますね。
八幡平アスピーテラインから比較的近いため、ワインディングロードから降りてきた後の休憩場所とするのも良いかもしれません。
家族の要望に応えるべく、小岩井農場へ訪れました。子供が小さかった頃に連れてきた思い出の場所になります。
先はどの焼走り熔岩流から1時間程離れた距離にあります。
良い景色ですね。
小岩井農場にツーリング途中に立ち寄る場合、園内へ入場せずとも、園外ショップ&フードの店舗にて、軽い昼食やカフェを利用することが出来ます。
私は軽めの食事で十分なので、ソロツーリングで立ち寄るなら、土産店とカフェを利用することになると思います。
この日は、小岩井農場から近くにある雫石のホテルに宿泊しました。
まだ東北内陸部に観光地は色々とありますが、雫石から高速道路を使い一気に北上し、次に訪れた場所は十和田湖になります。
十和田湖は周遊しながら幾つかの展望台から景色を眺められます。
時間の都合により、十和田湖の東側のみを通り北上しやすいルートを選択したため、南側に位置する発荷峠展望台から望むことにしました。
十和田湖の水は、農業用水や発電用など多目的に使われ、奥入瀬渓流に流れる水は、子ノロの水門によりコントロールされた観光放流という目的ももった流れになります。
奥入瀬渓流は、昔から十和田湖により自然に水流調整されてきたこと、更にゆるい勾配のため、水面高さの変動が少ない河川になります。そのことで岩や倒木にもコケや潅木が浸食されることなく
生え(映え)、独特の美しい景観になります。
さらに道路の造り方がとても良く、景観を損なわないよう道路脇の擁壁などがとてもナチュラル!
自然に出来た美しい奥入瀬渓流を使い、スケールの大きな日本庭園に仕上げたと表現できると思います。
十和田湖から向かいますと、銚子大滝が最初の見どころだと思います。
荒々しい流れの多くには名前が付けられております。が、奥入瀬渓流の多くは下のような緩やかな流れであり、むしろこのような流れの方が、奥入瀬渓流っぽいと感じます。
この景観を魅せるための道路ですが、渓流の水面近くまで下げることが出来たのは、水量コントロールをしているからなんですね。
道路脇の擁壁はコスト高な石積として景観を保っています。熱意を持った土木工事に感心されられます。
奥入瀬渓流脇の遊歩道を歩くと、いくつもの滝が見られます。
奥入瀬渓流の説明冒頭でも説明しました内容になります。岩の上にはビッシリと苔や潅木(かんぼく)が生えているのがわかりますか?
何度も繰り返しますご、水量コントロールされているからこそ成し得た景観です。
奥入瀬渓流をダイジェストしながら巡るなら、銚子大滝の次は阿修羅の流れと九十九島だと思います。
途中、石ヶ戸休憩所にバイクを停め、休憩しながら石ヶ戸の瀬と三乱の流れを見ると、ここを観光した気分になります。
遊歩道を歩いた方がいいことは理解していますが、バイクツーリング時はこのくらいのダイジェストで十分だと思います。
この後に蔦温泉とその周りの沼や酸ヶ湯温泉など、八甲田山周りの観光地がありますので、名残惜しいの場合や時短として、バイク往復するだけでもアリだと思います。
十和田市 馬肉料理 吉兆
十和田市にある馬肉料理店 吉兆にて、馬肉バラ焼と馬肉のさしみ定食を食べてきました。
馬肉ハンバーグ、馬肉なべと悩みましたが、胃袋が小さく2品くらいが限界なので、バラ焼きとしました。
美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。
ここは有名過ぎて、施設の説明は不要でしょう。
玄関入って直ぐ右側に入浴券売機があります。
入浴券(1000円)を購入したら店員さんに入浴券を渡すと、日帰用のタオルセットを渡されます。
鍵のかかる下駄箱に靴を入れて奥に進むと
小型ねぷた(ねぶた)があります。
ここを右に曲がると、混浴である千人風呂に入れます。
千人風呂は石鹸などで体を洗えません。
でも、2つ前の写真を左側に曲がると玉の湯と名付けられた男性用の温泉もあり、ここでは石鹸やシャンプーなどが使えました。
千人風呂は観光気分で入り、体を洗いたい時は、玉の湯をオススメします。
併設した飲食店 鬼面庵の酸ヶ湯そば
麺の食感は、私好みではない腰無しボソボソ麺でしたが、ここの水は旨い!
この水に慣れてしまったら、自宅の水道水は飲めませんね。
最後に
今回は東北内陸部を北上し、沢山の魅力的な観光地を巡ってきました。来年以降の予習は十分出来ました。
真夏の時期のツーリングなら、出来る限り気温の低い内陸部の高原地帯をした方が、視覚的にも楽しめ、体力的にも優しいのかな?
ワインディング好きにはたまらない良い道が沢山ありました。
天気次第になりますが、どの順番で周り、どこでキャンプやホテル予約するか?を考え、臨機応変に対応しながら楽しめたら良いなと思います。