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はじめまして
2000年にイナズマ1200を新車購入してから、自分でメンテナンスやユーザー車検を受けながら、長年Bikeライフを楽しんでいます。
オイル交換と保険、部品注文、そして自分では手におえないような修理のみ、赤男爵にお願いしています。
機種記号 : GSX1200FSW
通称名 : イナズマ1200
形式 : GV76A
軸距 : 1.465m
排気量 : 1156cc
最高出力 : 100PS
最大トルク: 10kgm/4500rpm
長さ : 2.140m
幅 : 0.780m
高さ : 1.1m
車両重量 : 229kg
タイヤ : 前輪120/70ZR17 後輪170/60ZR17 →180/55ZR17も履けます。実際、私はこのサイズを履いてます。
燃料タンク: 18L
購入の動機
発売当時、まだゼファー750に乗っていました。そのバイクはとてもフレームが弱いせいなのか、高速域になるとヨーイング(勝手にフラフラと振られる)し、恐怖を感じる状態でした。
そんな時、パワーがそこそこあり良く走り、よく曲がるから結果としてカーブが速く、遠乗りしても疲れにくいゼファー750と同じような車体である今のバイクが販売されました。
販売から2年ほどしても、まだ魅力的に感じておりました。
そんなところに、店頭にて新車状態の展示品を安く販売してくれるとのことで、購入をすることにしました。
ゼファー750から乗り換えたため、フレームがしっかりし、きちんとした足回りであると感じています。(最新SSマシンを、ネイキッドタイプにしたモデルには敵いませんけどね)
販売当時の風潮
発売当時の風潮は、ビッグバイクはデカイ=風格があると、他のメーカーの同じ排気量クラスがもてはやされていましたが、そんなバイクには興味ありませんでした。
取り回しが良くなければ、私にはバイクとしての価値は低めです。
エンジニアリング的には、デカいものをデカく作るのは簡単なことで、いかにコンパクトに纏めるかが難しいのです。
が、世の中には理解されなかったんですかね。販売年数は少なく、生産終了となりました。
その当時、重くて走らないゼファー1100、XJR1200、1300等に、セールスで負けてましたから仕方ないことです。
1990年代のビッグバイクといえば、デカい=風格がある →曲がらないは、仕方ない。でしたからね風潮が(笑)
そして、古い設計 → 伝統のエンジンやら伝説やらと(笑)
油冷エンジンもそんな流れにはなりますけどね(^_^;)
レプリカモデル以外には、先進的なデザインや技術を投入しなくても良い風潮でしたね。バブル後の売れない時代で、コストカットが求められていたから、仕方なかったのでしょう。
あれからもう20年以上になります。
レプリカモデルをベースにしたネイキッドモデルが、ちゃんと作られて売られています。それらは、軽くて良く曲がり、良く走り、良く止まるを具現化してます。
この話なら、20年前のイナズマ1200や兄弟バイクだったGSF1200が目指したものだったはずなのですが、当時の風潮からは外れ、売れない'異端児'扱いだったんのでしょうか。
でも、良いモノは良いから、購入しました。
購入当時の改造を回想
過去を振り返ってみます。
購入当初、すぐに行った主な改造は以下くらいでした。
リヤサス:XJR1300(01)純正モデル流用
マフラー:イナズマ400 ヨシムラ4本出し限定モデルを流用
ウインカー:V-MAX1200から流用
ビキニカウル:ブラスター2
ブレーキホース:ステンレスメッシュホース
シート:イナズマ400から流用
乗りやすいバイクだからと言っても、とてもプアな乗りにくいサスペンション装備でしたので、最初にリヤサスを交換し、そして長距離が乗りやすいようビキニカウルを付け、見た目として400ccの4本出しヨシムラマフラーがカッコ良くて付けてみました。
そこから何だかんだ長年経過してきましたので、メンテナンスをソコソコしてきました。
メンテナンスと称し、部品交換する際には、カスタムパーツや、他車からの部品流用をおこなってきました。
基本的な注油などのメンテナンス(維持)だけでは、経年劣化する部品は修理できません。そこで、最近は取り替えや、部品流用するといったことが頻繁に必要になってきました。
もうすでにレストアの域に達してきましたね。
1200サイズのシート表面は、モコモコとした形状で好みでなかったため、すぐに変更しました。
イナズマのラインナップには排気量400、750、1200ccがあり、共通部品が多くあります。
当然、シートの取り付け金具は共通なんですが、同サイズの車体なので、シート取り付け位置も同じなんですね。
400サイズのシート表面は、何も飾り気ないプレーンなデザインで気に入り、程度の良い中古品を購入しました。
交換してみましたが、きちんと収まります。
カギでシートも開けられますし、ガタつきもなく、純正のクオリティーをそのまま感じられます。
今後は、もし破れたら、同じようなプレーンな表面のタイプの張替サービス作業をされる店に依頼する予定です。