目次
はじめに
新品部品を予備品として保管しておく事は、とても勿体ないと思います。今回はフューエルタンクの予備品に付帯パーツを取付けて使用することにしました。フューエルタンク交換の記録となります。
経緯
現在使用中のフューエルタンクですが、タンク周りのゴムパーツ類を一年ほど前に交換したばかりですし、何も不具合はありません。
が、タンクの錆取り処理してからすると、もう10年近く経過します。
タンク周りのゴムパーツを交換した際に内部を点検してみましたが、あまり錆びてなさそうでしたので、そのまま使用することにしました。
でも気になります。
そろそろタンク内の錆取り処理でもしてみようか?と考えるタイミングとなってきました。
そんな時、新品のまま長期保管されていたフューエルタンクが販売されていましたので、購入したところになります。
そもそもタンクは廃番となってからかなりの年数が経っております。今頃になって新品が購入出来るとは思いもしませんでした😊
バイクの余寿命と自身のバイク適応残年数を考えると、新品を予備品にしておくよりも、新品の方を使用した方が、合理的かな?と思います。
使用中のタンクを外して予備品とし、その予備品の錆取り処理や塗装などのメンテナンスを、時間に追われることなく出来るため、自分にはメリットの方が多いかな?
後で高値で転売してやる!なんて方は、新品を予備品とした方が、メリットあると思います。
付帯部品の購入と取付け
フューエルタンクを使用開始するにあたり、付帯する部品を購入し、取付けることから始めました。
まずは、もうすぐ廃番になりそうなフューエルレベルゲージの新品を購入しました。
部品番号 : 34810-03F00 (新番号:34810-03F02-000)
値段 : 7000~8000円ほどです。
まだ乗り続けるのなら部品があるうちに購入し、ストックしても良い電子部品だと思います。
フューエルタンクは車種毎に形状が異なりますので、他車部品からの流用は難しい部品の一つでもあります。
このフューエルレベルゲージは、パッキンゴム(部品番号:34825-03F00 700円ほど)もセットになっていますので、購入する必要はありません。
他にフューエルレベルゲージとコックを取付けるボルトのガスケットを購入しました。
レベルゲージを取付けるボルト用のガスケットは、5.8×13×1.2サイズで部品番号:09168-06023 になります。4個必要で、値段は1個100円ちょっと
フューエルコックは廃番になっているので、現在使用中のタンクから転用することにしました。
コックを取付けるボルト用のガスケットは、6.4×11.5×0.8サイズで、部品番号:09168-06026 になります。2個必要で、値段は1個70円ほど
タンクキャップは現在使用中タンクからパーツを転用することにしました。
タンク下のドレンチューブですが、使用中タンクの部品はゴムがカチコチで使用不能な状態でした。とりあえず転用し、交換作業は後回しとしました。
エンブレムもどうしようか?悩みましたが、後から貼付けられますので、ここも後回しとしました。
タンクをひっくり返して見てみると?
パット見では綺麗ですが、タンク裏面は複雑な曲面と突起状のステーとパイプがあるので、どうしてもその周りの塗装はプアかな?
ダイソー商品のマスキングテープを使い養生し、
タンク裏面の塗装は錆びやすいので、サビ予防に隙間の奥まで浸透しやすいミッチャクロンを吹付けておきました。
裏面塗装にはスバル ライトシルバーMを使い増し塗りし
艶は不要なのでクリア塗装なしとしました。
タンク裏面はパッキンとガスケットからガソリンが滲んだ時以にしかガソリンと触れないので、耐ガソリン性のあるウレタン系でなく、アクリル系としました。
艶は不要なのでクリア塗装なしとしました。
増し塗りする前にはタンクの素地が薄っすらと見えていた箇所がありましたが、塗装し塗膜が厚くなったため、見えなくなりました。
錆びにくくなったはず!
まずはレベルゲージとドレンチューブを取付けました。
タンクを外しやすいよう、ドレンチューブを半分のあたりでカットし、ジョイントを入れることにしました。
新品タンクの準備が整ったところで、使用中タンクのガソリンを抜き取りました。
生憎満タンでしたので、3Lのガソリン携行缶を使い、車のタンクへ何度も移し替えました。
手動ポンプにて吸上げられなくなったところで、フューエルコックから抜出しました。
使用中タンクからフューエルコックを取外し、新しいガスケットに交換して新品タンクへ取付けました。
擦れやすい箇所に保護フィルムを貼付けておきました。
タンクをバイクのフレームに載せてから、タンクキャップを取付けました。
タンクキャップのゴム端は少しヒビ割れてきていましたので、これは近いうちに交換しようと思います。
キャップも取付けたところで、タンクを車体に取付けてみてみると?
シルバー単色のタンクだと、のっぺりしていて締まりが無いかな?
これがイナズマらしさではありますが、エンブレムもないので、締まりが無いと言うか足りなく感じます。
下の写真が以前のタンクですが、やはりエンブレムが無いと、少しもの足りなさを感じますね。
そこでまたカーボン柄のラインテープを追加しました。
ラインを追加したら良い感じになりました。
が、まだ物足りない!
シンプルなSの文字エンブレム位が欲しい!
ということで、インパルスやボルティーなどに使われているエンブレムを購入し
マスキングテープにて位置決めし、
一番のっぺりとした曲面に貼付けました。
この位置だと横方向はもちろんのこと、やや前方向からでもエンブレムがハッキリと見えます。
もちろんライダー目線からエンブレムが見える絶妙な位置に取付けられたと思います。
自己満足高めな取付けとなりました🙌🙌🙌
貼付けたばかりのラインテープは、曲面に馴染まず剥がれやすいため、マスキングテープにて暫くの間、押さえつけておくことにしました。
乗り出す準備が整いましたね!
次は、今まで使用してきたフューエルタンクの錆取り処理作業をしようと思います。
エクボ傷も補修しようと思います。
それまで壁掛け保管しておきます😂
また一つ作業が増えましたね😂