イナズマ1200整備日記

イナズマ1200のバイク整備と、整備と称するDIYレベルで出来るプチカスタムを行っていきます。そんな記録とキャンプツーリングに必要な小道具類などをDIYした記録、そして旅行の記録です。

ステンレス製タープポールホルダーの自作

目次

はじめに

私はファミリー用のテントとして、スノーピーク アメニティドームを使用しています。こちらのテントですが、横からの出入口の他、タープポールを立て開いておくと、前室側からも出入りがしやすいようになっています。

そのタープポールですが、ロープとテントのテンションだけで固定しますと、風が強いシチュエーション下ではどうも弱く、タープポールが倒れてしまうことがありました。

固定が甘かったこともありますが、やはり構造的なところもあるため、何とかもう少し強固にしたい!

 

すうすれば、蹴躓いてタープポールを倒すなんてことも無くなるはずですしね。

過去、タープポールの根本に蹴躓いたことで、タープポールを倒してしまい、下に置いておいてあった食材をぶちまけると言う惨劇が起きてしまいました。

その対策でもあります。

 

あり得ないよね、普通は(笑)

どんくさくて足元を良く見ない妻なので、我が家にはあり得る話であり、また再現しそうです。

なんとかせねば。

 

タープポール根本に打ち込む長めのペグにリピートタイにて巻き付けることで、何とかなるところですが改良しておくことにします。

 

 

リピートタイなら、最近では100円ショップで販売されておりますからね。

そもそもロープワークで何とかなりますが、リピートタイの方が簡単に扱える上に安価ですからね。

 

 

市販されるタープポールホルダー

まずは、タープポールが動かないよう対策品を検索してみますます。

 

キャンプにてタープポール等の足元を動きにくく固定したい場合、タープポールホルダーって検索しますと、こんな市販品が出てきます。

 タープポールホルダーの機能は、タープポールの根本を、単純に動き難くきするだけになります。

ポールが中に入り、周りをペグで押さえつけて固定さえ出来ればよいのですからね。

 

このような機能なら、もう少し安価な塩ビ配管用のフランジでも代用出来きますよね。

専用品である必要性は、全くありません。鉄は錆びるためパス。

 

タープポール代用品(塩ビパイプ フランジ)

塩ビ材の配管用フランジにも色々サイズがありますが、タープポールだと太いタイプの外径が33mm、細いタイプでも25mmになります。

塩ビ パイプ接続フランジ 30Aや25A を使えば済みます。

 

ポールの外径33mmには30A、25mmには25Aになります。

 

何より材質はプラスチック(塩ビ)なので、錆びる心配もありませんからね。

それに値段も、入手しやすいホームセンターなどで、700円/個位で購入出来ますからね。

 

塩ビ材だと安っぽさが出てしまうと言うか、見映えしないのが難点ですかね。

 

タープポール代用品(垂木用単管パイプジョイント)

塩ビ材を敬遠されるのであれば、こんなモノでも代用品になります。

金属が好みならば、単管パイプのジョイント材として販売されますこんな金具の両端をペグで固定させるだけです。 

このベース材ならホームセンターで購入できます。ネット購入だと高額です。

 

タープポールの根入れを深くしたいなら、塩ビパイプか単管パイプを、この金具の中に10cm程度中に入れ、ネジで固定しておけば、立派なタープポールホルダーに変身します。

 

農業コーナーにて販売されている単管パイプ32mm用のタルキ用(200円位)のモノを、ドリルで穴開け加工すれば、簡単な加工でタープポールホルダーに変身。 

タープポール代用品(パイプラック メタルジョイント)

 25mmのパイプであれば、イレクター用などの金具も代用することが出来ます。

 

イレクターだとベース(脚)材となるパイプスタンドがありますが、値段からすると最初のタープポール専用品の方が安いです。これ位の金額になると代用品とする意味が無くなります

 

 

タープポール33mmだと、単管パイプ用のベース材のほうが、マッチしたサイズです。

値段も300円台ですし、お手頃です。

 

 

 

このタープポールホルダーについては、専用品なんてモノが無くても、簡単に代用出来そうなモノが、普段の生活にて利用しますホームセンターには、沢山販売されてますね。

 

私は代用品では面白くないので、更に腐食しにくいステンレス材で、このタープポールホルダーを自作しようと思います。

 

 

ステンレス製 タープポールの自作

腐食しにくいステンレス材で、このタープポールホルダーを自作しようと思います。

 

用意する材料は、ステンレスリング、ナット、丸棒になります。
f:id:Minow:20210313171014j:image

私は25mmのタープポールを使用していますので、ステンレスリングの内径27mmを選定しました。

 

全体像としては、こんな形に並べて溶接します。イヤ、するはずでした・・・・。
f:id:Minow:20210313171109j:image

上下のパーツを丸棒にて連結したら完成としたかったのですが、これでは如何せん溶接箇所が多すぎます。

もう一度考え直しました。

 

途中で設計変更した理由は、溶接機を所有され一通りの溶接作業が出来る方に、マネて簡単に製作可能な仕様にしたかったから。

 

バイク乗りには器用な方が多く、メンテナンスに関係する工具や道具を多く所有されていることと思います。

そして、他の趣味と比べて、圧倒的に溶接機の保有率が高いと思っています。

更にキャンプもされる方も多いと思います。

簡単に自作出来るような加工手間と、材料と形にしました。

 

分割ボート釣りブログではなくて、こちらバイク整備日記の方に記録しておきます。

 

 

材料は、リング2個とステンレスパイプ10A 5cm以上のみ。

 

それでは、作業に移ります。

f:id:Minow:20210314094427j:image

 

まずは片方を溶接します。f:id:Minow:20210314094437j:image

丸いモノどうしを直角に溶接でつなぐことは、難しいですね。

万力でリングを固定し、パイプを万力の直角面を利用し、押し当てながら溶接しました。

 

もう片方は、芯がズレないように配管20Aを中に通した状態で、溶接したいリングを万力に挟み、パイプを押し当てながら溶接しました。
f:id:Minow:20210314094447j:image

 

溶接箇所の仕上がりは抜きとして、ちゃんとタープポールホルダーとしての機能を果たします。固定はペグ1本ですけど。
f:id:Minow:20210314095045j:image

もう1本ペグを打てるようにしたくなったら、後で足そうと思います。

 

試しにタープポールを立ててみると、こんな具合になりました。f:id:Minow:20210314101607j:image

砂利の庭先に短めのペグで打ち込んだので、少し固定が甘かったのですが、十分なレベルでした。

 

(この砂利の下には給排水管が埋設されていますので、長めのペグで穴を開けてしまったら一大事ですからね。)

 

因みに重量は85gになりました。

まずまずの仕上がりになりました。

 

 

 

溶接にて製作する場合には、ステンレス材料のほかに以下のような道具類が必要になります。

使用中の溶接機はIMAX60なります