目次
はじめに
リヤブレーキのパッドピンをデイトナから販売されているステンレス材のモノに交換しました。
ここをステンレス材に変更しても、制動力の性能がアップする箇所ではありません。
錆びて固着する鉄から、錆びなくて固着しにくいステンレスにすることで、経年劣化が少なくなります。固着しにくくなることで、スムーズなブレーキパッドの動きを維持しやすくなります。そしてメンテナンス性が向上します。
今回のタイトルであるフロントブレーキに関しては、純正ブレンボのパッドピンはこれまで錆ることはありませんでした。
なので、敢えて交換することも無かったのですが、リヤブレーキと同時にフロントブレーキ側もステンレス材のモノに交換しておきました。
フロント側のパッドピンを購入した際に感じたのですが、デイトナのラインナップから外れたのでしょうか?
ネットの商品検索から検索しにくくなりましたね。
純正ブレンボが装着されたバイクの販売終了してから20年近く経過します。アフターパーツメーカーの製造中止も仕方ない時期になったのでしょうか。もしくはチタン材が安価になってきましたので、ステンレス材は売れないのかもしれません。
メジャー車種のXJR1200やXJR1300と同じスミトモブレンボで、ブレーキ部品はメジャー部品です。が、これも時の流れを感じますね。
販売在庫が無くなり次第、販売終了なのかもしれません。
部品購入
紹介リンク先を下に貼っておきますが、検索しても恐らく楽天くらいしかヒットしないかもしれません。ほかに購入できる先はヤフーショッピング、ヤフオクだと思います。
私は下のリンク先の楽天市場 パーツジャパンサービスさんより購入しました。ウェビックさんなどでも、まだ販売されています。
「 デイトナ 32992 」 とネット検索すると、出てくるはずです。
こちら、中身はピン1本しか入っておりません。
対して、片側のキャリパーに2本必要なので、左右で合計4本必要となります。
値段は×4本となるため、コスト面から考えると、本当に必要が有ったのか?なと、これは自己満足感が多めですね。
検索してみると、材質は時代的にはチタンなのでしょうね。
交換作業
交換作業はとても簡単です。
リヤブレーキのパッドピン交換作業以上に簡単で、ピンを挿しかえるだけです。
写真での説明は不要なくらい簡単だと思いますので、省略するつもりでした。
が、日記(記録)なので残しておきます。
作業前
ベータピンを抜きます。
パッドピンをペンチ等にて引き抜きます。
ここで、部品を比較してみます。
写真上側がステンレスのアフターパーツ、下が純正。
比べると色の見た目は有ります。
表面の状態は、純正の方は分解する度に磨いてきましたので少しだけザラザラしますが、それほど差はありません。
デイトナのステンレスの方は、表面がツルツルしていて、摩擦抵抗が少なさそうですので、ブレーキパッドの動きが少しはスムーズになるのでしょうね。
きっとブレーキタッチとしては、違いは感じられないと思いますけどね。
では、作業の続きに戻ります。
パッドピンを差し込みます。
ベータピンを挿し戻したら1本完了。
これを、左右あわせて4本交換するだけなので、数分で作業完了します。
最後に
今回のフロント側のパッドピン交換は、ブレーキの性能アップと言うより、最後の駆け込み購入と言えます。
今回のパッドピン交換作業の他に、ビキニカウル (ブラスター2)等のアフターパーツもそうなんですが、検索してみるとどんどん減ってきていて寂しく感じてきたところになります。
アフターパーツに関しても、時の流れには逆らえませんので、錆びないステンレス化により、もう少し長生きさせていこうと思います。
チタン材の方が、記事としては面白かったかな? と少し、後悔しています<(_ _)>