イナズマ1200整備日記

イナズマ1200のバイク整備と、整備と称するDIYレベルで出来るプチカスタムを行っていきます。そんな記録とキャンプツーリングに必要な小道具類などをDIYした記録、そして旅行の記録です。

リアブレーキディスク交換(サンスター プレミアムレーシングΦ240 品番:LR023 + ライズ チタンディスクボルト取付け)

目次

はじめに

今年の春のロングツーリングにて、ようやく走行距離5万キロを超えたところになります。これまで一度も交換していないリアブレーキディスクですが、よく見ると摩耗していました。今回の作業は、そのディスク交換になります。

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minow.hatenablog.com

 

部品購入

まずは基本となる純正品から検索してみました。

リアブレーキの純正部品番号:69211-21E00 を検索してみると?

現在の値段は、4万円を超えてましたね。

これなら国内ブレーキメーカーの製品の方が、高性能且つ安価ですね。

海外メーカー品も比較しましたが、ブレーキ関連のパーツでは純正品相当品以上の安心感と品質が欲しいので、ブレーキ部品には信頼性よ高いサンスターを使いたい!

サンスターHPにて、車種検索してみました。

www.sunstar-kc.jp

検索した結果、リアブレーキのディスクの適合品は、プレミアムレーシングタイプのホールタイプかスリットタイプの二択が出てきました。

ホールタイプの方が好みなので、品番:LR023 の一択となりました。

www.sunstar-kc.jp

と言うことで、品番が一つに絞りこむことが出来たので、あとはネット検索して購入先を決めるだけとなりました。値段はどこも同じようなもので、1万5千円くらいでした。

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人と競いより速く走りたい訳ではありませんので、純正品相当かそれ以上の性能かつ品質が有れば、それでヨシ!

プレミアム?やレーシング?なんて名前なんて付いてなくても良くて、純正品より安価で高性能なら、これで良いかなと即決!!

あとはどのように購入するか?だけとなりました。好みの購入サイトから商品を購入しました。

 

ブレーキディスク交換の際には、ブレーキディスクボルトも新品に交換します。そのボルトサイズはM8×33mmで、5本必要になります。

純正品は鉄て錆びやすいので、材質変更することにし、軽くて高強度かつ錆びないチタンとしました。

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ボルトの値段は、1本500〜600円と随分安価になりましたよね。

5本セット販売の方が、少し安価でした。

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フロントブレーキのディスク2枚も消耗しており、近々に交換予定がある為、合計15本を購入しました。

 

トルクスでなく六角もありますが、値段はどちらもほぼ同じでした。

交換作業

ブレーキディスクを交換するには、まずはタイヤの取外しから始まります。
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タイヤを外し、スプロケット部を引っこ抜き外したら、ブレーキディスク交換の準備作業が完了しました。
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冬の時期は屋外は寒いので、室内にタイヤを持ち込み作業することにしました。
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まずはこのガチガチに固着してそうなボルトを、電動インパクトレンチに六角レンチ6mmのビットをセットし外しました。
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緩み防止剤のお陰でボルト2本が、なかなか外れませんでした。
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ボルト3本は5秒程度で外れましたが、残り2本は10〜15秒ほどの打撃を3回ほど繰返し、ようやく外せました。バーナーで炙ったほうが良かったのかもしれませんが、フローリングの室内で作業していたので、バーナーを使いたくなかったので、インパクトレンチのみで作業しました。

電動インパクトレンチの緩める能力が300N·mありましたが、今回の作業では能力ギリギリでした。でもバーナーによる予熱を併用した方が確実なのでしょうね。

手作業だけではまずムリだと思います。最低限ショックドライバーなどが必要だと思います。

ボルトを新旧並べて比較しました。
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寸法的には問題なし。チタンボルトの輝き具合は良好です。

ブレーキディスクも新旧並べて比較しておきました。
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内側と、ホールデザインが異なるだけで、ほぼノーマルと同じで好感持てます。
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カスタム感を出したい方は、向かない仕様だと思います。

 

取付ける前に、ネジ山にはネジ緩み防止剤が残っていましたので、タップを使ってネジのクリーニングをしておきました。
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ブレーキディスクを乗せて穴の位置を確認してみましたが、精度バッチリ!
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穴の中心も精度良くてバッチリ!

ズレは皆無です。
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八幡ねじさんから販売される、極少量の中強度のネジロック剤を使用しました。

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値段はホームセンターにて300円ほどで購入出来ます。

極少量ですが、ボルト5本は十分使用出来ました。取扱説明書にはM10サイズで12本が目安と記載あります。それより細いM8サイズなので、今回の前後ブレーキディスク交換で使用するネジ数15本なら、これで良さそうです。

ネジロック材をボルトに塗り、ボルトを締め付けたら取付け完了です。

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ブレーキディスクとボルトが綺麗な新品になりました。

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因みにこのボルトの締付けトルクは、サービスマニュアル通り23N·mで締付けました。

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リヤタイヤを取付け、組戻して作業終了となりました。

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ボルトが2本外し難くて少し焦りましたが、無事に交換できました。

 

交換後の感想

取付けてみると、見た目もほぼ純正クオリティです。

純正と比べても違和感全く無しですね。

 

この後、フロントブレーキのディスク交換へ続きます。フロントブレーキ側はディスク取付ボルトを10本外すことになるため、倍の作業量となります。バーナーで炙りネジロック剤を溶かさないと、苦戦しそうですね。

 

試乗はフロントブレーキのディスク交換後に一緒に行います。

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