目次
はじめに
今年の春のロングツーリングにて、ようやく走行距離5万キロを超えたところになります。これまで一度も交換していないリアブレーキディスクですが、よく見ると摩耗していました。今回の作業は、そのディスク交換になります。
部品購入
まずは基本となる純正品から検索してみました。
リアブレーキの純正部品番号:69211-21E00 を検索してみると?
現在の値段は、4万円を超えてましたね。
これなら国内ブレーキメーカーの製品の方が、高性能且つ安価ですね。
海外メーカー品も比較しましたが、ブレーキ関連のパーツでは純正品相当品以上の安心感と品質が欲しいので、ブレーキ部品には信頼性よ高いサンスターを使いたい!
サンスターHPにて、車種検索してみました。
検索した結果、リアブレーキのディスクの適合品は、プレミアムレーシングタイプのホールタイプかスリットタイプの二択が出てきました。
ホールタイプの方が好みなので、品番:LR023 の一択となりました。
と言うことで、品番が一つに絞りこむことが出来たので、あとはネット検索して購入先を決めるだけとなりました。値段はどこも同じようなもので、1万5千円くらいでした。
人と競いより速く走りたい訳ではありませんので、純正品相当かそれ以上の性能かつ品質が有れば、それでヨシ!
プレミアム?やレーシング?なんて名前なんて付いてなくても良くて、純正品より安価で高性能なら、これで良いかなと即決!!
あとはどのように購入するか?だけとなりました。好みの購入サイトから商品を購入しました。
ブレーキディスク交換の際には、ブレーキディスクボルトも新品に交換します。そのボルトサイズはM8×33mmで、5本必要になります。
純正品は鉄て錆びやすいので、材質変更することにし、軽くて高強度かつ錆びないチタンとしました。
ボルトの値段は、1本500〜600円と随分安価になりましたよね。
5本セット販売の方が、少し安価でした。
フロントブレーキのディスク2枚も消耗しており、近々に交換予定がある為、合計15本を購入しました。
トルクスでなく六角もありますが、値段はどちらもほぼ同じでした。
交換作業
ブレーキディスクを交換するには、まずはタイヤの取外しから始まります。
タイヤを外し、スプロケット部を引っこ抜き外したら、ブレーキディスク交換の準備作業が完了しました。
冬の時期は屋外は寒いので、室内にタイヤを持ち込み作業することにしました。
まずはこのガチガチに固着してそうなボルトを、電動インパクトレンチに六角レンチ6mmのビットをセットし外しました。
緩み防止剤のお陰でボルト2本が、なかなか外れませんでした。
ボルト3本は5秒程度で外れましたが、残り2本は10〜15秒ほどの打撃を3回ほど繰返し、ようやく外せました。バーナーで炙ったほうが良かったのかもしれませんが、フローリングの室内で作業していたので、バーナーを使いたくなかったので、インパクトレンチのみで作業しました。
電動インパクトレンチの緩める能力が300N·mありましたが、今回の作業では能力ギリギリでした。でもバーナーによる予熱を併用した方が確実なのでしょうね。
手作業だけではまずムリだと思います。最低限ショックドライバーなどが必要だと思います。
ボルトを新旧並べて比較しました。
寸法的には問題なし。チタンボルトの輝き具合は良好です。
ブレーキディスクも新旧並べて比較しておきました。
内側と、ホールデザインが異なるだけで、ほぼノーマルと同じで好感持てます。
カスタム感を出したい方は、向かない仕様だと思います。
取付ける前に、ネジ山にはネジ緩み防止剤が残っていましたので、タップを使ってネジのクリーニングをしておきました。
ブレーキディスクを乗せて穴の位置を確認してみましたが、精度バッチリ!
穴の中心も精度良くてバッチリ!
ズレは皆無です。
八幡ねじさんから販売される、極少量の中強度のネジロック剤を使用しました。
値段はホームセンターにて300円ほどで購入出来ます。
極少量ですが、ボルト5本は十分使用出来ました。取扱説明書にはM10サイズで12本が目安と記載あります。それより細いM8サイズなので、今回の前後ブレーキディスク交換で使用するネジ数15本なら、これで良さそうです。
ネジロック材をボルトに塗り、ボルトを締め付けたら取付け完了です。
ブレーキディスクとボルトが綺麗な新品になりました。
因みにこのボルトの締付けトルクは、サービスマニュアル通り23N·mで締付けました。
リヤタイヤを取付け、組戻して作業終了となりました。
ボルトが2本外し難くて少し焦りましたが、無事に交換できました。
交換後の感想
取付けてみると、見た目もほぼ純正クオリティです。
純正と比べても違和感全く無しですね。
この後、フロントブレーキのディスク交換へ続きます。フロントブレーキ側はディスク取付ボルトを10本外すことになるため、倍の作業量となります。バーナーで炙りネジロック剤を溶かさないと、苦戦しそうですね。
試乗はフロントブレーキのディスク交換後に一緒に行います。