目次
はじめに
これまで22年間、純正ホーンは不具合なく使用することが出来ました。故障して鳴らなくなったわけではありませんが、どうせ数年後には交換することになるだろうと考え、このタイミングで更新することにしました。
部品検索・購入
まずはスズキ純正部品の単純更新をしようと考え、純正品の見積りをしてみました。
ホーンの左右で仕様(音質)が異なりますので、それぞれの部品番号にて検索しました。
部品番号 38500-20E10 ホーンアッシ
部品番号 38501-27E00 ホーンアッシ、ハイピッチド
純正ホーンと言えど車種専用品ではなく汎用性がある部品なので、せいぜい高くても1個2000円くらいかな?と・・・・気楽に考えていました・・・
ところが、見積してみると?
えっ?マジ?
どちらの部品番号も1個5500円超〜?
う〜ん純正品ホーンは高すぎます。
これは迷わず社外品だね!
そこで社外品のダブル(ツイン・デュアル)ホーンを検索することにしました。
商品検索する前に、まずは純正品の寸法や仕様を知ることから始めました。
めっちゃ嫌だったけど、蚊が飛び回る屋外へ出て、バイクカバー前面側をめくり上げ、ホーン寸法と配線方法を確認しました。
サイズは、ホーンの直径は80mmくらいで、ホーン後部ネジまでの前後の厚みは40mmくらいでした。
私のバイクはビキニカウルを取付けているため、その隙間にホーンがちょうど収まるような配置となっています。選定するホーンのサイズによっては、ビキニカウルに加工又は取付位置を変更する必要が出てきます。そこでまずは寸法を確認しておきました。
他は、配線のほうは、プラス・マイナスの2線式です。サービスマニュアルには98dBと記載がありましたが、実際に取付けられていたホーンは、ニッコー社の音量105dB、消費電力は3Aでした。
純正品ホーンのサイズ感と仕様が分かったところで、商品検索してみました。
商品検索における最近の傾向としては、中国製品を多く採用してきました😁
これまでのバイク部品の選定ポイントは、コレホントに使えるの?どうなの?って、興味本位による要素がとても強かったのです。
が、このホーンに関しては全く逆で、車検対応することを意識し、確実性を優先させました。
いつもとは異なり、遊び心のないものとなりました。
ネット検索にて出てくる得体の知れないような安価なモノではなく、ちゃんとしたメーカー品の中から、以下の2択にて絞り込みました。(ミツバも良かったけど、国産は純正品と同じニッコーのみとしました。)
2択に絞ったところで最終的には、本体サイズが直径72mmとより小さいドイツ ヘラー社製品を選択しました。
ビキニカウルとの干渉無いよう、小さいことが最終的な決定打となりました。
【仕様】
メーカー:ドイツ HELLA/ヘラー社製
モーターサイクル用ツイントーンホーン
カラー : ブラック
周波数 : 480Hz (High tone) / 380Hz (Low tone)
高音+低音 2p セット
消費電力 : 2x20W (電圧12V ≒1.5A×2=3A)
音圧レベル (2m) : 110dB (A) 車検対応
HELLA(ヘラー)社は、 メルセデスやBMW等の欧州車自動車メーカーへ純正 (OEM) パーツ供給するドイツの大手メーカーです。
安定感ありますね。
取付(交換)作業
まずはホーンが見えるよう、ビキニカウルを外しました。
改めてみると、この大きなホーンは個人的に好みではないかな。主張しすぎてます。
このホーンを外すには、取付ボルトを12mmスパナにて外し、カプラー配線を抜くだけです。
外したニッコーホーンと、新品のヘラーホーンを比較しました。
見た目だけだと全てブラック塗装の方が、精悍な感じがしますね。
構造的には、ニッコーホーンは異物が入り難い構造となっており、バイク用としては最適だと思います。
配線長さにあまり余裕が無いことから、車体に取付ける際、ホーンを回転させて取付けました。
ホーンには排水用の穴が上下に設けられているため、回転させるといっても上下逆にするようなほぼ2択になります。最終的に上下を逆に回転させ、ヘラーの文字が下側になるよう配置しました。
(消費電力は一つ1.5Aですね。)
とは言え、ビキニカウルにて隠れてしまうため、文字の方向なんてどうでも良いことです。
正面からだと隠れてしまい、ほぼ見えませんからね。
横下から見ても、ほぼ隠れてしまう事が分かります。
これならホーン前面をビキニカウルがカバーし、異物も入り難くなります。デザイン的には、ホーンが何処にあるのか目立たない位が、好みとして良いのかな。
音の確認
どれ位の音量か?試しに家の中でバッテリー直結にて鳴らしてみました。
結果ですが、110dBレベルの音量は閉め切った室内でよく響き渡り、爆音過ぎてビビりました。近所迷惑として、訴えられそうなレベルでした💦
なので試しに一回鳴らした後、録音は中止しました。
バイクに取付け、民家の無い場所で録音することにしました。
が高音大音量だと、録音難しいんですね。
上手く録れません。
最後に
部品点数の多いバイクでは、整備に終わりはありませんね。無限ループって感じです。