イナズマ1200整備日記

イナズマ1200のバイク整備と、整備と称するDIYレベルで出来るプチカスタムを行っていきます。そんな記録とキャンプツーリングに必要な小道具類などをDIYした記録、そして旅行の記録です。

紛失したテックサーフサイレンサーφ32標準バッフルの再購入・取付け(インナーサイレンサー)

目次

 

はじめに

前記事でサイレンサーをテックサーフφ110サイズに交換し、再度取付けたところになります。

minow.hatenablog.com

 

バッフルなしでも音はソコソコ抑えられていますが、排気音をシッカリと抑えたい時、バッフルの取付けに困らないよう寸法測定しておきました。

南海部品のバッフルを持っていましたが、新たにバッフルを購入することとし、検索してみました。が、比較対象(基本)となる出発点がないままだと、迷子になってしまいますので、まずはテックサーフ標準バッフルとしました。

何だかノーマル戻しみたいな後味の悪い着地点となりました。

 

サイレンサー出口寸法確認

サイレンサー出口の内径を計測しなくても、テックサーフのホームページで調べればわかるかな?と、リペアパーツのページを調べてみました。

techserfu.co.jp

インナーサイレンサーの外径は、58.9mmと58.5mmの2つが?ラインナップされていました。

外径がビミョーに異なるラインナップとは紛らわしい。

ホームページに掲載されるラインナップから、購入するべきバッフル寸法が簡単に分かるのかと思いましたが、そう甘くはなかった!

バッフルを検索する条件として、とても重要な寸法です。サイズは58.5mmで良いと思うのですが、確信がありません。

そこでサイレンサー出口の内径を、まず測っておきました。
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サイレンサー出口の内径は、58.5mm※かそれより少し大きめでした。(※計測する箇所によって少しバラツくため)
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嵌合寸法的に、58.5mmサイズのバッフルで良さそうでした。

因みにこれまで所有していたバッフルは、南海部品の2WAYアルミバッフルの外径58mmサイズでした。(テックサーフ品は紛失しました。)

58mmだとほんの少しの隙間が出来ますが、ピッタリな寸法感です。

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話が逸れますが、これは内径を25mmと22mmに調整し音量調整出来る優れものです。

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調整できる構造とはいっても、パイプを差し込まない内径25mmにて、これまで車検対応してきました。しかし欠点としては、風切音のような?笛吹くような甲高い音?のようなノイズが際立つようになり、その音色が好みではありませんでした。

バッフル口径と音量からすると、もう少しバッフル内径を大きくしても良いかな?大きくしたいかな?と

 

バッフル検索

サイレンサー出口の寸法が分かったところでまずは、バッフル外径サイズ58mm or 58.5mmにてネット検索してみました。

検索してみると、いくつか惹かれるモノがありました。

 

まずは、ボアエースの異形タイプ

丸型サイレンサーでありながら、アクラポビッチの排気口のような形状に出来るなんて素敵です。

メーカーサイトではこの商品説明として、ピロピロ笛の音色を変えられるのだとか。良さげです。

しかしボルト取付方向がテックサーフとは異なるため、これを取り付けるには要加工となります。加工と言ってもドリルで穴開けるだけですから、とても簡単な加工ですね。

 

もう一つ気になったのは排気口の手前でテーパーになったタイプ

テーパーになっていることで、排気がスムーズに流れます。

 

購入品

色々検索しましたが、即決で欲しい!と思えるような好みのモノはなくて、少し悩みました。

そこで迷ったら基本に立ち戻ることです。まずは基準点として、テックサーフのバッフル(インナーサイレンサー)をもう一度取り付けることにしました。

ホームページを調べてみると出口のサイズが、φ32mmとφ38mmの2つラインナップされておりました。

そのうちφ32mmを購入しました。車検には絶対通したいですからね。確実な方をまずは選びました。

値段は5,500円とちょっと高額ですが、造りはとても丁寧です。

このφ32サイズのバッフル寸法を測っておきました。

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外径はもちろん58.5mmになります。
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φ32mmとはこのパイプの外径寸法を示しており、
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実際に排気ガスの通る内径側は29mm台になります。
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南海部品のアルミバッフル内径25mmよりも、内径比約1.2倍となることから面積比は2乗である約1.44倍です。ですが、音量レベルはクリアします。

音的にはこのサイレンサーとバッフルの組合せを基準として、今後幾つかのタイプか試してみようと思います。

 

サイレンサー本体を取り替えると、どうしても費用が掛かります。まずは安価なバッフル(インナーサイレンサー)を色々と試すことにしようと思います。

 

後の祭り感(後悔)ありますが、音量をもう少し上げたいならφ38という選択もありでしたね。

以前のサイレンサーを分解したものが手元にあるので、そのエンドピースにバッフルを嵌め込んでみて、どんな取付け状態なのか?確認しておきました。

この様にバッフルが隙間なく綺麗に嵌ります。
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そしてド真ん中!

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とてもキレイな加工ですね!

 

最後に

テックサーフのφ32mmバッフルを基準とし、今後気になるバッフルを試してみようかな?と思います。

が、真夏はバイクに乗りたくないので、セッティングは秋以降になります。それまで夏眠ですね。

 

そうそう過去の教訓から、バッフルをネジ留めする際には緩み防止ナットを使い、脱落して紛失しないように対策する事を、忘れず大切に使用していこうと思います。


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