目次
はじめに
前記事でサイレンサーをテックサーフφ110サイズに交換し、再度取付けたところになります。
バッフルなしでも音はソコソコ抑えられていますが、排気音をシッカリと抑えたい時、バッフルの取付けに困らないよう寸法測定しておきました。
南海部品のバッフルを持っていましたが、新たにバッフルを購入することとし、検索してみました。が、比較対象(基本)となる出発点がないままだと、迷子になってしまいますので、まずはテックサーフ標準バッフルとしました。
何だかノーマル戻しみたいな後味の悪い着地点となりました。
サイレンサー出口寸法確認
サイレンサー出口の内径を計測しなくても、テックサーフのホームページで調べればわかるかな?と、リペアパーツのページを調べてみました。
インナーサイレンサーの外径は、58.9mmと58.5mmの2つが?ラインナップされていました。
外径がビミョーに異なるラインナップとは紛らわしい。
ホームページに掲載されるラインナップから、購入するべきバッフル寸法が簡単に分かるのかと思いましたが、そう甘くはなかった!
バッフルを検索する条件として、とても重要な寸法です。サイズは58.5mmで良いと思うのですが、確信がありません。
そこでサイレンサー出口の内径を、まず測っておきました。
サイレンサー出口の内径は、58.5mm※かそれより少し大きめでした。(※計測する箇所によって少しバラツくため)
嵌合寸法的に、58.5mmサイズのバッフルで良さそうでした。
因みにこれまで所有していたバッフルは、南海部品の2WAYアルミバッフルの外径58mmサイズでした。(テックサーフ品は紛失しました。)
58mmだとほんの少しの隙間が出来ますが、ピッタリな寸法感です。
話が逸れますが、これは内径を25mmと22mmに調整し音量調整出来る優れものです。
調整できる構造とはいっても、パイプを差し込まない内径25mmにて、これまで車検対応してきました。しかし欠点としては、風切音のような?笛吹くような甲高い音?のようなノイズが際立つようになり、その音色が好みではありませんでした。
バッフル口径と音量からすると、もう少しバッフル内径を大きくしても良いかな?大きくしたいかな?と
バッフル検索
サイレンサー出口の寸法が分かったところでまずは、バッフル外径サイズ58mm or 58.5mmにてネット検索してみました。
検索してみると、いくつか惹かれるモノがありました。
まずは、ボアエースの異形タイプ
丸型サイレンサーでありながら、アクラポビッチの排気口のような形状に出来るなんて素敵です。
メーカーサイトではこの商品説明として、ピロピロ笛の音色を変えられるのだとか。良さげです。
しかしボルト取付方向がテックサーフとは異なるため、これを取り付けるには要加工となります。加工と言ってもドリルで穴開けるだけですから、とても簡単な加工ですね。
もう一つ気になったのは排気口の手前でテーパーになったタイプ
テーパーになっていることで、排気がスムーズに流れます。
購入品
色々検索しましたが、即決で欲しい!と思えるような好みのモノはなくて、少し悩みました。
そこで迷ったら基本に立ち戻ることです。まずは基準点として、テックサーフのバッフル(インナーサイレンサー)をもう一度取り付けることにしました。
ホームページを調べてみると出口のサイズが、φ32mmとφ38mmの2つラインナップされておりました。
そのうちφ32mmを購入しました。車検には絶対通したいですからね。確実な方をまずは選びました。
値段は5,500円とちょっと高額ですが、造りはとても丁寧です。
このφ32サイズのバッフル寸法を測っておきました。
外径はもちろん58.5mmになります。
φ32mmとはこのパイプの外径寸法を示しており、
実際に排気ガスの通る内径側は29mm台になります。
南海部品のアルミバッフル内径25mmよりも、内径比約1.2倍となることから面積比は2乗である約1.44倍です。ですが、音量レベルはクリアします。
音的にはこのサイレンサーとバッフルの組合せを基準として、今後幾つかのタイプか試してみようと思います。
サイレンサー本体を取り替えると、どうしても費用が掛かります。まずは安価なバッフル(インナーサイレンサー)を色々と試すことにしようと思います。
後の祭り感(後悔)ありますが、音量をもう少し上げたいならφ38という選択もありでしたね。
以前のサイレンサーを分解したものが手元にあるので、そのエンドピースにバッフルを嵌め込んでみて、どんな取付け状態なのか?確認しておきました。
この様にバッフルが隙間なく綺麗に嵌ります。
そしてド真ん中!
とてもキレイな加工ですね!
最後に
テックサーフのφ32mmバッフルを基準とし、今後気になるバッフルを試してみようかな?と思います。
が、真夏はバイクに乗りたくないので、セッティングは秋以降になります。それまで夏眠ですね。
そうそう過去の教訓から、バッフルをネジ留めする際には緩み防止ナットを使い、脱落して紛失しないように対策する事を、忘れず大切に使用していこうと思います。