目次
はじめに
スプロケット交換その2までのおさらいです。
チェーン交換と一緒に行うはずだったスプロケット交換でしたが、スプロケットナットをナメてしまい、外せなくなってしまいました。
更に、そのナメたナットを外すため、電動インパクトレンチと、ナットツイスターと言うナット外しの為の工具を購入し、外したところまでが、前回までのおさらいです。
スプロケット交換作業
今回は、ようやく本題のスプロケット交換作業に入ります。
先ずはフロント(エンジン)側のナットを緩めて外したいので、チェーンカバーを外します。
シフトペダルを外します。
カバー留めているボルト外して
以前、ボルトにグリスを塗りつけてあるので、ボルトの固着なしです。
簡単に外せて、今日は幸先良くノントラブルです。
スプロケットカバーを外すと
チェーンオイルと、泥と砂だらけで汚いです。醜い⤵️⤵️
まあ~大体チェーン周りは、こんなもんです。
後で掃除しよう。
フロントのスプロケット周りはと言うと、こんな感じに汚い。
スプロケットの歯の形も開き気味で、交換時期です。
このフロント側のスプロケッを留めるデカイナットは、タイヤとチェーンが繋がり、地面にタイヤが付着いた状態にして、スプロケットが動き難い状態でインパクトレンチなどで外した方が、作業がしやすい。
そして、しっかりとリヤブレーキかけることです。ここでの一人作業は、とても危険です。
リヤブレーキペダルを結束バンドなどで縛っておくなら、走り出したりしないよう、センタースタンドをかけて、タイヤを宙に浮かせることです。
スプロケットを回せば、当然動きます。一人作業のときは、特に気をつけましょう。
このスプロケットを留めるデカイナットを外す前に、ナットのサイズを測ります。
何?32ミリもあるの?
30ミリまでしか手持ちのボックスレンチが無いから、工具購入しないといけません。
今日は、フロント側のスプロケット交換を諦め、リヤ側のみ交換しましょ!
諦めも大事です。
フロント側の交換作業は、スプロケットにたどり着くまでの前作業が少ないので、また別の日とします。
気持ち切り替え、リヤ側の交換に切り替えます。
先ずはタイヤを外すところから始めます。
リヤタイヤを外す前に、リヤブレーキを外し、リヤのアクスルナットを緩めておきます。アクスルのナットは24ミリ、シャフトは22ミリのレンチが必要です。
チェーンカバーも外します。
外す時、逆の取り付け時に、何かと邪魔になりますから。
センタースタンドをかけて、リヤタイヤを宙に浮かせます。
アクスルを抜くと、リヤタイヤが外せます。
一人作業なので、写真は撮れません。
リヤタイヤを一人で外すのって、結構大変です。
この状態でスプロケットナットを緩めていきます。ある程度まで緩めたら、全体を外します。
ひっくり返して、ナットの反対側を手で押さえながら、ナットを外します。
ようやくスプロケットを外すことが出来ました。
スプロケット自体の交換作業は簡単なんですけど、そこに至るまでが長くなってしまいました。
新旧のスプロケットを比較します。
見た目だけではありません。
材質はアルミなので、軽いのなんの!
あと、歯数を純正44から、42としていますので、スプロケット直径は気持ち小さいです。
いわゆる高速タイプってヤツです。
元通りに組み直し、チェーンの張りを調整します。
この歯数42の仕様なら、リヤアクスル位置を最も前側にセットすれば、チェーンリンク数は110でも行けそうですね。
確証は無いので、参考までに。
チェーンカバー裏にヘバリ着いた泥や油汚れを、チェーンクリーナーで溶かしながら綺麗にしたところで、リヤ側のスプロケット交換作業が完了です。
フロント側のスプロケット交換が、次回の作業になります。
あと、整備項目としてブレーキフルード交換も予定されます。場合によっては、ブレーキやクラッチのマスターシリンダーのオーバーホールもやります!
20年経過したバイクなので、レストア作業だらけですよ (´ω`)
また一つ、手間を掛けた分だけ愛着が湧きました。
しかし、走行距離の割りに、金と手間のかかるバイクですね。