目次
はじめに
ツーリングに出かける際、バイクに荷物を積み込みたい場合、小さな後部座席やタンク上などを使い、コンパクトにまとめて荷物を積載しなければなりません。
車のラゲッジスペースのように、ポイポイと荷物を投げ込めませんからね。
そこで、ツーリング時に積載量をアップしたい場面では、簡単に取り付けが出来きるような便利なサイドBOXがないかなと探しました。
それまでサイドバッグを使っていましたが、サイドバッグは布(繊維)ですので、防水スプレーにより、撥水性を高めても、雨の日などにはベチャベチャ、ドロドロに⤵️
どしゃ降りの雨の中では、バッグの中は浸水することが当たり前の構造でした。
今ではモデルチェンジしていますが、以前使用していたものは、 モトフィズ社のもの ⇒ ラフ&ロード社のバックと、繊維で出来たものを2代使用してきました。
当時のものはありませんので、最も近い形や素材のもので表記します。
繊維質であるため、晴れた日は良いのですが、雨や濡れた路面を走るようなシチュエーション時においては、中身は濡れては困りますので、防水バッグに入れて対策しなければなりませんでした。
防水カバーはありますが、タイヤ側は隙間が少し出来ることから、仕舞いが悪いと浸水してきます。
雨の日にはバッグやカバーはベタベタになり、泥道でなくても道路の砂利がバッグにへばりつきます。
これでは、あまり快適じゃありません。
バイクライフに雨はつきものと、ある程度は受け入れる必要もありますが、年々受け入れ難いレベルに感じてきました。
こんな不満があったことから、いろいろ検索しました。
バイクツーリング時に便利なサイドのパニアケースを取り付けることも考えましたが、常にパニアケース用のフレーム(ホルダー)を取り付けたままとするか?もしくは必要な時に取り付けるか?
外したら外したで、パニアケース用のフレームの置き場に困ります。
パニアを取り付けたままでは、普段の街乗り時、すり抜けるのに気を使うだけで、とても邪魔になります。
外すのが面倒でパニアケース用のフレームをつけておくのは不恰好で、敬遠していたところでした。
普段は見た目は悪くなりますが、キャンプツーリング時など、荷物を大量に積んで走りたい時にはとても便利なものになります。
正直、車種専用品のサイド(パニア)ケースは悩みました。
身近な店で確実に手に入り、対策出来ましたからね。
それが、今ではイナズマ用のサイドケースホルダーは、製造中止となってしまいましたね。
マルチキャリア3BOX
検索していると、その当時ワイズギアからマルチキャリア3BOXと、サイドBOXが販売されてました。購入してから随分経ちますが、こちらは使い勝手よさそうなものが、販売されていました。
サイドパニア E21
こちらが、マルチキャリア3Box用です。
サンドイッチしております蓋を外すと、中はこのようになっています。
因みに、重量はとても重たく5.2~5.3kgあります。
サイドパニアケースについては、 現在はE21の丸型は生産中止となっており、現在はE22の角型にモデルチェンジされています。
以前の丸形モデルも同じ取り付けピッチですので互換性があります。
ワイズギアのサイドBOXは、今は販売中止されてます。
取り付け方法と寸法がGIVI社と同じなので、GIVI サイドケース 汎用 と検索しますと、以下のモノが出てくるはずです。
サイド(パニア)ケースですが、マークが違うだけでワイズギアとGIVIは同じものです。
現行モデルは、角張ったデザインに変更されて、容量1リットルアップしてます。
以上の不満や懸念を全て払拭してくれた、このサイドBOXは秀逸品でした。
いや、今でも使用しますので過去形ではなく、現在進行形です。
防水性能よし。容量よし(サイドバッグ相当)。見た目よし。
何より、取付け取外しの簡易が良くて便利です。
取り付けボルトの位置を変更させると、横幅も変えられます。
改造点
少しドリル穴で加工して、ナローサイズより更にナローサイズにしています。
幅が広い程、走行中気を付けなければならないことが増えるので、車体に当たらない程度まで内側に寄せて固定してます。
寄せすぎたため、リヤサスペンションのタンクと擦れてしまいましたけどね。
それでも、便利に使える汎用サイドパニアは重宝します。
最後に
二人乗りするときには、座布団を敷くことで乗車は可能です。本来はbox取り付ける場所なのです。ただの表面つるつるの鉄板になります。なので、しっかり固定しないと、後部の方が滑り落ちますので、気を付けてください。
この二人乗りの方法は、鉄板がシートのベースとなり、クッションが悪いととても痛くなるため、オススメしませんが、辛うじて可能ではあります。
現在はGIVI社より、サイドケース用の汎用ホルダーが販売されております。
こちらを上手くステーを作成して使ったほうが、このイナズマはもっと良いモノになると思います。
余裕がある時にこちらを購入し、ステーを自作し改良して、更新したいと思います。
と、言いつつも購入して、取り付けてみました。
因みにリヤのトップパニアケース用のステーは、まだ販売されています。
こちら、先程のGIVI SB2000を取り付けるためのステーとして利用しました。